モーターショー

MAZDA
スポーツカー魂を込めて作り出した風籟やREを展示
マツダがニューヨークショーでお披露目したのは、100%エタノール燃料で走る超弩級スポーツカーだ。その名は「風籟」。エキゾチックなイメージを高める目的は達しているが、漢字は日本人にも読めない難解なものだ。
[2008/03/26]
スポーツカー魂を込めて作り出した風籟やREを展示
NYオートショー2008 マツダ
マツダがニューヨークショーでお披露目したのは、100%エタノール燃料で走る超弩級スポーツカーだ。その名は「風籟」。エキゾチックなイメージを高める目的は達しているが、漢字は日本人にも読めない難解なものだ。[2008/03/26]
流れデザインを採用した、スポーツカーは、公道を走れるようにしたレーシングカー
広辞苑をひいてやっと分かった。「風籟」は「ふうらい」と読み、その意味は、風が物に当たって発する音。風の声や、風の音のことだという。それにしても、少なくとも私にとっては難解なこの漢字。確かにエキゾチックなイメージはあるものの、すんなりと読むこと、そして車名として選ばれた言葉の意味を理解するのには時間がかかる。マツダ社の狙いはどこにあるのだろうか、気になるところだ。
さて、この風籟だが、北アメリカ・マツダのデザインディレクターのFranz von Holzhausen氏は「一般公道用のクルマと純粋なレーシングカーの境界を曖昧にさせる存在です」と語る。「従来は、例えばスーパーカーと呼ばれるようなクルマでも、本当のレーシングカーとの間には大きな隔たりを持っていました。しかし、風籟はこれまでどのクルマもなし得なかった、そんなギャップを埋めることに成功したのです」と続ける。
風籟は「スポーツカーのソウルを生産車に込めたい」という、マツダ社の強い意志が生み出したものだという。ベースになったのは、2年前にアメリカン・ルマン・シリーズにマツダ製3ローターエンジンを搭載して参戦していたレーシングカー「クレージュC65」シャシである。
450hpのエンジンを搭載したシャシは、マツダのデザイン哲学である「流れデザイン」を基本としてデザインされたボディを纏っている。同社は流れデザインについて「この流れは、水や空気、そして人が同じ向きに動いている様を表しています。風籟は、その洞察に満ちた元気のあるデザインを通して、多くの人が持っている解放への欲求
などを思い起こさせるでしょう」と説明する。
さて、この風籟だが、北アメリカ・マツダのデザインディレクターのFranz von Holzhausen氏は「一般公道用のクルマと純粋なレーシングカーの境界を曖昧にさせる存在です」と語る。「従来は、例えばスーパーカーと呼ばれるようなクルマでも、本当のレーシングカーとの間には大きな隔たりを持っていました。しかし、風籟はこれまでどのクルマもなし得なかった、そんなギャップを埋めることに成功したのです」と続ける。
風籟は「スポーツカーのソウルを生産車に込めたい」という、マツダ社の強い意志が生み出したものだという。ベースになったのは、2年前にアメリカン・ルマン・シリーズにマツダ製3ローターエンジンを搭載して参戦していたレーシングカー「クレージュC65」シャシである。
450hpのエンジンを搭載したシャシは、マツダのデザイン哲学である「流れデザイン」を基本としてデザインされたボディを纏っている。同社は流れデザインについて「この流れは、水や空気、そして人が同じ向きに動いている様を表しています。風籟は、その洞察に満ちた元気のあるデザインを通して、多くの人が持っている解放への欲求
などを思い起こさせるでしょう」と説明する。
ロータリーエンジンの重要性を再確認
風籟に合わせて展示されたのは、RX-8の2009年モデルだ。2003年の登場以来、あまり大きな変化をしてこなかったRX-8だが、2009年モデルの発表は「マツダにとって、ロータリーエンジンの存在は依然として重要である」というメッセージが込められた。
2009年モデルは、エクステリアとインテリアをリフレッシュしたものだ。「スポーツパッケージ」と名付けられたエアロパーツと内装は「エンスージアストを満足させるもの」という。
1967年の登場からの長い歴史の中で、ロータリーエンジンは、その燃費の悪さなどから時には辛い道を歩んできた。特に北米市場では、余り好意的に受け取られてこなかったという事実がある。しかし、現在のマツダ社は、1967年から続く歴史を誇りに感じている。それは唯一のロータリーエンジン製造メーカーとしての誇りだ。その意志を北米で明確にしたことは、今後のマツダにどのような影響を与えるのか?興味が持たれるところである。
Report:染谷英一郎
2009年モデルは、エクステリアとインテリアをリフレッシュしたものだ。「スポーツパッケージ」と名付けられたエアロパーツと内装は「エンスージアストを満足させるもの」という。
1967年の登場からの長い歴史の中で、ロータリーエンジンは、その燃費の悪さなどから時には辛い道を歩んできた。特に北米市場では、余り好意的に受け取られてこなかったという事実がある。しかし、現在のマツダ社は、1967年から続く歴史を誇りに感じている。それは唯一のロータリーエンジン製造メーカーとしての誇りだ。その意志を北米で明確にしたことは、今後のマツダにどのような影響を与えるのか?興味が持たれるところである。
Report:染谷英一郎
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