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ミルナーモータース エアカー
ミルナーモータース

クルマ?飛行機??今度は空陸両用車登場
ミルナーモータース エアカー

ジュネーブショーでリンスピード社の水中航行車が発表されたが、3月21日に開幕するニューヨークショーでは空飛ぶクルマが出品される!?
[2008/03/18]

ウイングを折りたたんで高速走行もラクラクこなす

空飛ぶクルマ!という驚きの空陸両用車「エアカー」を製作したのは、カナダのバンクーバーに拠点を置くミルナーモータース社だ。この会社は、飛行機製作会社でパイロットや技能教官として35年間勤務していたジム・ミルナー氏が独立して、2005年に設立した会社だ。自ら「ビジョンを現実に変える男」と名乗るミルナー氏が開発したのは、オドロキの空飛ぶクルマ。その最大の特徴は、折りたたみ式のウイングである。

このクルマというか、飛行機(?)は、4人乗りのキャビンをベースにし、キャビン後方に幅28ft(約8.4m)の主翼を、前方に補助翼をもつ構造で、主翼の上に載せられた2つの28インチ直径のプロペラを2つのロータリーエンジンで回して飛ぶ。飛行性能は、最大巡航速度200mph(約320km/h))、最大航続距離は1000マイル(約1600km)と発表されている。

一方、陸上に降り立った後は、両翼を畳むことが出来る。畳んだ状態での全幅は84インチ(約210cm)になり、この状態では40hpの航行のためのエンジンとは別のエンジンを動力源として、最高速85mph(約136km/h)で走行が可能だという。この空陸両用の性能についてミルナー氏は、「エアカーは、ドア to ドアでの移動を最も速く可能にする」と語る。

写真にあるのは試作車のため、まだ飛行は行えないが、ミルナー氏は「飛行にも走行にも充分な強度を持った構造となっている」と説明する。このモデルは、来るニューヨークショーで展示される予定だが、ミルナーモータース社は、エアカーと基本デザインを共有した電気自動車も同時に展示する予定だ。

電気自動車は航続距離160km

エアカーと共通のボディは、軽くてスタイリッシュだという。この軽さの利点を活かした電気自動車「ミルナー エレクトリックカー」は、電力だけで最大100マイル(約160km)を、最高速85mph(約136km/h)で走行が可能だという。ミルナー氏は「日常生活において、ガソリンを使わずにこのクルマならば走ることができる」と話す。100マイルを越えて走る必要がある場合には、車載の小型ガソリンエンジン付き発電機が、バッテリーを充電するという。

さらに両車とも、多くの部品のリサイクルが可能だともいい、これら両車に関する複数の特許を保持していることも明かした。

立て続けに完成度の高い水陸両用車と空陸両用車が発表されたが、「だったら次は地底に潜るクルマの登場か?」と期待するのは早すぎるだろうか? 子供の頃にテレビで見た夢のクルマが現実になるのは楽しい。が、ジツはそれを製作している彼らがイチバン楽しんでいる気もするが…!?

 
Report:染谷英一郎
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