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ジュネーブショー2008 フィアット
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世界初(?)の参加型モーターショー!?
ジュネーブショー2008 フィアット

まるでオモチャ箱のような楽しい演出が満載!しかもショーの模様や最新ニュースをブログで公開。そこには世界中から自分の意見も書き込める。
[2008/03/14]

その名も「デジタル・フィアット at ジュネーブショー」

1350平米という広いスペースのもっとも高い所には、5:1スケールに拡大されたフィアット500が鎮座している。グロスホワイトを基調にしたフロアに、ガラスと鏡面仕上げのスチールを使ったオブジェが配されたスペースのデザインはハイレベルで、さすがイタリアのメーカーだと感じさせる。

が、何より驚かされるのが、ショーの模様を逐一紹介する専用ブログを立ち上げて、ショーに足を運べなかった人にも、まるで会場にいるような雰囲気を提供する手法だ。そのブログ「www.geneve2008.fiat.com」を訪れると、動画を中心に、フィアット社がアピールしたい新技術や新型車の情報がたくさん紹介されている。残念ながら英語とイタリア語でしか紹介されないが、ともすれば堅苦しくなりがちな新技術の紹介も、楽しくみられる。何よりも全体がお祭り騒ぎといった風情がイタリア人の手によるものだと関心させられる。ここまでWEBを使用してモーターショーの内容を紹介した例は、他には無いのではないだろうか?

フィアット500のアバルトバージョンがアンベイル

さて会場にはアバルトモデルも多数出品されている。アバルトらしい独自の改良を施したレース車両などが、サソリを模ったエンブレムと共に並ぶ。中でもプレビューされていた、アバルトが手掛けたフィアット500がアンベイルされた。

往年の名車であるフィアット500が新しく発売され、欧州カー・オブ・ザ・イヤーを受賞するなど、その完成度はさすが「500」を名乗ることだけのことはあろう。新型モデルは、フィアットパンダとプラットフォーム、エンジン、トランスミッションなどを共用して2007年に甦ったが、アンベイルされたアバルト版のベース車となるモデルは、今年3月15日から日本での発売が予定されている。

アバルト版フィアット500は、外観はあまり変更をされていない。空気抵抗を低減して高速域での接地性を向上させるスポイラーが装着された程度だ。しかし、そこはアバルト。エンジンなど動力性能に関わる点は大きく変更させている。ベース車の1.4L直列4気筒DOHCエンジンには、IHI製のターボチャージャーを装着して99kWのパワーを発揮させる。コントロール性を良くする為、アクセルコントロール部分には、機械的な接続のない「ドライブ by ワイヤーシステム」を採用した。また、エンジンパワーの増大に伴い、前後サスペンションにはアンチロールバーが装着され、ダンパーの特性も減水能力の高い、スポーティなものに変更されている。
 
日本のマーケットでは、フィアットのファンは、すなわちアバルトファンを意味することが多い。こちらのアバルト版の早期発売を期待している人は多いのではないだろうか?こちらの日本上陸は、もうまもなくだ。


Report:染谷英一郎
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