モーターショー

Audi
自慢のディーゼルエンジンラインナップ拡充を発表
アウディがジュネーブショーで発表したのはディーゼルエンジンを搭載する2モデル。どちらも世界を凌駕する存在だとアウディが自負するモデルだ。
[2008/03/12]
自慢のディーゼルエンジンラインナップ拡充を発表
ジュネーブショー2008 アウディ
アウディがジュネーブショーで発表したのはディーゼルエンジンを搭載する2モデル。どちらも世界を凌駕する存在だとアウディが自負するモデルだ。[2008/03/12]
Q7+R8の心臓=Q7 V12 TDIクアトロ
アウディはやはりディーゼルで攻めてきた。ショーで華々しく発表されたのは、Q7のボディにデトロイトショーで公開されたコンセプトカー・R8 V12TDI(Driving Futureで1月16日に紹介)に搭載のV型12気筒ディーゼルターボエンジンを組み合わせた「Q7 V12 TDIクアトロ」だ。アウディが自ら「究極のハイパフォーマンスSUV」と名乗っているこのモデルは、コンセプトカーではなく、2008年後半から市販が予定されているものだ。
アウディは「このクラスで世界一パワフルなディーゼルエンジン搭載車だ」と自負するQ7 V12 TDIクアトロ搭載のエンジンは、最高出力368kW、最大トルク1000Nmを発揮するというから、その自負も過言ではないだろう。このエンジンは、両バンクの角度を60度とすることで、サイズのコンパク化を実現した。先にも紹介した出力特性が決して軽くはないQ7のボディに、0-100km/h加速5.5秒、最高速250km/hと、トップクラスのスポーツカー並みの性能を与えている。それでいて燃費は平均値で11.9L/100km(約8.4km/L)をマーク。これは、他社のハイパフォーマンスSUVのガソリン車よりも優れていると、アウディは胸を張る。
Q7 V12 TDIクアトロは、ただエンジンを大型のものに換装しただけではなく、前後ダブルウィッシュボーンサスペンションにアルミニウム製アームを採用し、バネ下重量を軽減することでハンドリング性能を向上。また、20インチのセラミックディスク(カーボンファイバーで補強されている)を使用したフロント8ポッド、リア4ポッドの強力なブレーキを標準装備するなどして、増加したパワーに応じたリファインを施している。
アウディは「このクラスで世界一パワフルなディーゼルエンジン搭載車だ」と自負するQ7 V12 TDIクアトロ搭載のエンジンは、最高出力368kW、最大トルク1000Nmを発揮するというから、その自負も過言ではないだろう。このエンジンは、両バンクの角度を60度とすることで、サイズのコンパク化を実現した。先にも紹介した出力特性が決して軽くはないQ7のボディに、0-100km/h加速5.5秒、最高速250km/hと、トップクラスのスポーツカー並みの性能を与えている。それでいて燃費は平均値で11.9L/100km(約8.4km/L)をマーク。これは、他社のハイパフォーマンスSUVのガソリン車よりも優れていると、アウディは胸を張る。
Q7 V12 TDIクアトロは、ただエンジンを大型のものに換装しただけではなく、前後ダブルウィッシュボーンサスペンションにアルミニウム製アームを採用し、バネ下重量を軽減することでハンドリング性能を向上。また、20インチのセラミックディスク(カーボンファイバーで補強されている)を使用したフロント8ポッド、リア4ポッドの強力なブレーキを標準装備するなどして、増加したパワーに応じたリファインを施している。
ディーゼルもプラスしTTは3モデル追加
ショーではさらに「TT 2.0 TDIクワトロ」が発表され、注目を集めている。これでTTシリーズは、TTS、TT 2.0 TFSIクアトロ、TT 2.0 TDIクアトロがラインナップに加わったことになる。
TTSはDriving Futureでも今年1月18日に紹介しているシリーズのハイエンドモデルで、従来型の2L TFSIをリエンジニアリングし、200kW/350Nmを発揮するエンジンを搭載している。0-100km/h加速は5.2秒、最高速は紳士協定によるスピードリミッターが作動する250km/h以上というパフォーマンスを発揮する。さらに「マグネティック・ライド・アダプティング・サスペンション・システム」を採用するなど、新技術による高い運動性能を持っているのが特長だ。
このTTS用のベースとなった2LのTFSIエンジンを搭載するTT 2.0 TFSIに、クアトロシステムを採用したモデルが登場したのだ。最高出力147kW、最大トルク280NmとTTSに比べれば大人しい性格となっているが、それでも最高速238km/h、0-100km/h加速6.2秒と、日常的に使うのであればスポーティと呼んで差し支えないレベルを持っている。
さらにアウディが進めているディーゼルラインナップとして、TT 2.0 TDIが加わった。「ディーゼルエンジンを搭載した、世界最初のスポーツカー」だとアウディは語る。その搭載されるエンジンは、アウディによれば、世界で最も多く生産されたディーゼルエンジンだという。インテークマニホールド内のスワールフラップの角度を電動モータ
ーで変化させることで、素早くトルクを立ち上げる機構や、2本のバランスシャフトがクランクシャフトの振動を抑制するなど、多くの特長を持っているという。最高出力は125kWだが、最大トルクの350Nmを1750回転から2500回転の間で出し続ける特性が貢献し、0-100km/h加速は7.5秒、最高速は223km/hというパフォーマンスを持つ。
これらスポーティパフォーマンスを支える一助として、組み合わされる6速マニュアルミッションのシフトレバーはショートストローク化され、シフトチェンジをより素早く出来るようにされたという。
TTS、TT 2.0 TFSIクアトロ、TT 2.0 TDIクアトロのいずれにもクーペとロードスターの2種のボディが用意されている。これによってTTのモデルは一挙に6タイプが増えたことになる。アウディは全ラインナップを通じてスポーティ色を前面に打ち出しているが、R8をイメージリーダーとする一方で、TTの普及によってスポーツカー販売を推進させようとする傾向を強めている。今回のラインナップ充実は、その傾向をさらに進める狙いがあると考えられる。
Report:染谷英一郎
TTSはDriving Futureでも今年1月18日に紹介しているシリーズのハイエンドモデルで、従来型の2L TFSIをリエンジニアリングし、200kW/350Nmを発揮するエンジンを搭載している。0-100km/h加速は5.2秒、最高速は紳士協定によるスピードリミッターが作動する250km/h以上というパフォーマンスを発揮する。さらに「マグネティック・ライド・アダプティング・サスペンション・システム」を採用するなど、新技術による高い運動性能を持っているのが特長だ。
このTTS用のベースとなった2LのTFSIエンジンを搭載するTT 2.0 TFSIに、クアトロシステムを採用したモデルが登場したのだ。最高出力147kW、最大トルク280NmとTTSに比べれば大人しい性格となっているが、それでも最高速238km/h、0-100km/h加速6.2秒と、日常的に使うのであればスポーティと呼んで差し支えないレベルを持っている。
さらにアウディが進めているディーゼルラインナップとして、TT 2.0 TDIが加わった。「ディーゼルエンジンを搭載した、世界最初のスポーツカー」だとアウディは語る。その搭載されるエンジンは、アウディによれば、世界で最も多く生産されたディーゼルエンジンだという。インテークマニホールド内のスワールフラップの角度を電動モータ
ーで変化させることで、素早くトルクを立ち上げる機構や、2本のバランスシャフトがクランクシャフトの振動を抑制するなど、多くの特長を持っているという。最高出力は125kWだが、最大トルクの350Nmを1750回転から2500回転の間で出し続ける特性が貢献し、0-100km/h加速は7.5秒、最高速は223km/hというパフォーマンスを持つ。
これらスポーティパフォーマンスを支える一助として、組み合わされる6速マニュアルミッションのシフトレバーはショートストローク化され、シフトチェンジをより素早く出来るようにされたという。
TTS、TT 2.0 TFSIクアトロ、TT 2.0 TDIクアトロのいずれにもクーペとロードスターの2種のボディが用意されている。これによってTTのモデルは一挙に6タイプが増えたことになる。アウディは全ラインナップを通じてスポーティ色を前面に打ち出しているが、R8をイメージリーダーとする一方で、TTの普及によってスポーツカー販売を推進させようとする傾向を強めている。今回のラインナップ充実は、その傾向をさらに進める狙いがあると考えられる。
Report:染谷英一郎
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