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[Ford]

[2008/03/06]

コンパクトカーラインナップを中心に発表
ジュネーブショー2008 フォード

ジュネーブショー2008 フォードフォードが「Cカー」と呼ぶコンパクトカー用シャシを使ったモデルを一挙公開。フォードはこれらの車種展開をショーで披露することで、従来の「巨大なクルマが得意なメーカー」というイメージを払拭したいようだ。

オンロード性能を重視したコンパクトSUV・「クーガー」が登場

2008年をフォードヨーロッパ社は、「コンパクトカーを強化する年」と位置づけている。大型モデルもディーゼルエンジンの搭載を広げるなどでアップグレードはされるものの、新型車展開は小型車ばかりがズラリと並ぶ。ジュネーブショーでも発表されるのは、新型フィエスタ、フォーカス・クーペカブリオレに加え、新車種となるクーガーだ。

新車種のクーガー「KUGA」は、キネティック手法によりダイナミックなボディデザインに反し、サイズは全長4443mm、全幅1842mm、全高1677mm(ルーフレール付きは1710mm)とコンパクトだ。コンパクトSUVのセグメントは、日本車のトヨタ・ラブ4やホンダ・CR-Vが先鞭をつけたもので、主に都市部のユーザーを対象に、オンロード性能を重視している。日本勢がこのセグメントで主に欧州で成功したことを受け、他のメーカーも進出してきた。
今やフォルクスワーゲン・トゥーラン、ランドローバー・フリーランダー、BMW X3などがひしめく、非常に競争の激しいマーケットとなっている。

クーガーの小型車用シャシは、フォーカスやC-MAXと同じものだ。SUVなのでフルタイム4WDシステム(フォード社はAWDと呼ぶ)が組み合わされるが、都市部のユーザーを対象にしたFF車も用意されている。ターゲットとしたマーケットの特性を考えれば、FF車が販売のメインとなると考えられる。エンジンは、最高出力は100kW、2000rpmで320Nmを発揮する扱いやすいトルク特性を特長とした、4気筒2Lディーゼルターボエンジンを搭載。燃費は約15.87km/L(FF車)で、二酸化炭素排出量169kg/kmはクラストップレベルだという。

エクステリアは、キネティックデザインによる先進的でインパクトが強いものとされた。これは、本格的なオフロード性能を求めているわけではないが、SUVの持つ力強いイメージには共感しているといった層へのアピール度を高めるためだという。ボディカラーは慎重に吟味して決められたという10色が用意された。また、インテリアデザインも小型車ながら高級感を感じられ、同時にスポーティなイメージを持つようにと考えたという。無骨さよりも洗練を優先させたように感じるインテリアもまた、都市部のユーザーを意識したものだと思われる。

高さ758mmで最大容量1355Lとなるラゲッジスペースや、6:4分割リアシート、部分的に開くことも可能な「リフトゲートinリフトゲート」テールドアなどを採用し、SUVならではの使い勝手の良さに、フォード社は自信をのぞかせる。

フォードヨーロッパ社CEOのJohn Fleming氏は「私たちは、クーガーが従来のモデルに満足せず、何か違うものを欲しているお客様に歓迎されることを期待しています。かつてS-MAX(キネティックデザインを最初に取り入れたミニバン。2007年に欧州カーオブザイヤーを獲得)が、多くの新しいお客様獲得に貢献したのと同様に、クーガーもなれればと思っています」と語るが、同社が以前から進めていたコンパクトSUVセグメントへの進出は、S-MAX同様の成功を修められるか注目だ。

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