1. TOP
  2. BMW
  3. モーターショー
  4. BMW Vision EfficientDynamics

モーターショー

BMW Vision EfficientDynamics
BMW

環境性能と走行性能の両立がテーマのコンセプトカー
BMW Vision EfficientDynamics

一見するとただのX5のようなこのモデル、実はディーゼルエンジン+モーターが搭載された「Vision EfficientDynamics(ビジョン・エフィシェント・ダイナミクス)」と呼ばれる、ハイブリッドカーなのだ。
[2008/02/27]

走りも良し、環境にも良し、のコンセプトモデル

BMWでは、近年 “エフィシェント ダイナミクス”と呼ぶ、自動車のあらゆる構成パーツの環境適合性を高め、駆け抜ける歓びも両立させるモデル展開を推し進めている。これはエンジンそのものの燃費だけでなく、例えばボディの空力性能を高めたり、電動パワステによる燃費の向上、さらにはホイールの軽量化など、パーツひとつひとつの効率を高めたりロスを低減していくことで、トータルの燃費性能を向上し、石油依存やCO2排出を減らす方向性を模索している。もちろんその目指すところは、水素自動車によるモータリゼーションとなる。

今度のジュネーブショーでワールドプレミアされるコンセプトカー「Vision EfficientDynamics(ビジョン・エフィシェント・ダイナミクス)」は、X5をベースに、ディーゼルエンジンとモーター&リチウムイオンバッテリーを組み合わせた、いわゆるマイルドハイブリッドシステムが搭載されている。BMWでは、2005年にもX3をベースにハイブリッドモデルを発表したが、こちらはその発展型という位置づけといっていいだろう。

そのメカニズムで大きなウエイトを占めるのが、アルミのクランクケースを採用し、バリアブルツインターボと、第3世代のコモンレールインジェクションシステムを搭載した2.0リッターディーゼルエンジンだ。これはエンジン単体で150kW(204ps)の最高出力と、2000〜2250rpmという低回転域で40.8kg-mの最大トルクを発生。リッター100ps以上の出力を誇る世界初のディーゼルユニットとなる。

そしてモーターは、出力15kW(20.4ps)と21.4kg-mのトルクを発生。システムトータルでは165kWとなり、0-100km/h加速は8.9秒という優れたパフォーマンスを発揮しながらも、EUのテストサイクルモード燃費は6.5L/100km(約15.4km/L)、しかもCO2排出量は172g/kmという優秀な数値を記録している。さらにトランスミッションには、ZF社と協同で開発された8速ATを搭載し、ジェネレーターにはエンジンからの出力の他、ブレーキ時に発生するエネルギーを、オルタネーターを介して発電に充てる、ブレーキエナジー・リジェネレーションシステムも採用されている。

おそらく量産車として、近い将来に発売されるであろうVision EfficientDynamics。すでにメルセデス・ベンツをはじめとする欧州メーカーも本格的にハイブリッドカー市場に参入してきているが、BMWというキャラクターのハイブリッドモデルがマーケットでどのように評価されるかが非常に楽しみなところではある。

Report:相澤隆之
注目記事

cars

日本
ドイツ
フランス
イタリア
イギリス
スウェーデン
アメリカ
韓国
インド

contents

Powered by Google

ランキング

  1. 東京モーターサイクルショーコンパニオン
  2. トヨタIQギャラリー・ジュネーブショーで公開
  3. クルマ?飛行機??空陸両用車登場
  4. RRファントムドロップヘッドクーペと頂上対決
  5. 羊の皮を被った狼ならぬ“猫顔のライオン”

特別企画

ブログ

メルマガ