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フィアット500のアバルト・バージョンが登場
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これぞサソリの本命!
フィアット500のアバルト・バージョンが登場

日本国内登場間近の新型フィアット500だが、本国では早くもスコーピオンエンブレムが掲げられた「500アバルト」がジュネーブショーでデビューを飾る。
[2008/02/21]

カワ・カッコイイ!?フォルム

フィアット500の小さなボディに、極限までチューニングされたハイパワーユニットを搭載し、1960年代に数々のレースシーンを圧巻したアバルト。昨年ワールドデビューを果たした新生フィアット500に、再びアバルト仕様がカムバックする。

現在、アバルトはフィアットのモータースポーツ部門であるフィアット アウト コルセに吸収され、アルファロメオ、ランチア、フィアットプロフェッショナル(商用車)と同じく、フィアットグループの一部門としての役割を担っている。今回デビューする500アバルトの開発は「フィアットグループオートモビルズ・スタイルセンター」により行われたようだ。

そのルックスは、やはり往年のアバルトを思い起こさせるアグレッシブなデザインが多く取り入れられており、ボリューム感を増したフロント&リアバンパーや、サイドステップ、ルーフスポイラーを装着。これらは全てハイスピード走行時のエアロダイナミクス、すなわちダウンフォースを獲得する形状となっているという。

また前方へとせり出したノーズ、そしてワイド化されたフェンダーアーチなども、かつての850TCや1000TCを彷彿させるアバルトの伝統的な手法を踏襲。もちろんフロント&リアエンブレム、そしてリアクオーター部分には、スコーピオンをモチーフとしたバッジが光り輝いている。

この500アバルトは、サーキットユースを目的としたチューニングが施されていることもあって、インテリアはレーシーな印象で、まさにコックピットと呼ぶにふさわしい仕上がりだ。まずメーターには、アナログのターボブースト計が追加。ステアリングも3本スポークのスポーティなデザインへと変更され、ABCペダルとシフトレバーにはアルミの装飾が施されている。

さらにシートもヘッドレスト一体型のバケットタイプを装着。素材はファブリックとレザーが用意され、レザーバージョンでは、カラーもブラックもしくはレッドの2種類から選択可能。トリムはブラックで統一され、アバルトにふさわしい雰囲気を醸し出しているようだ。

パワーユニットは1.4リッター16V+ターボ

搭載されるエンジンは、ファイアと呼ばれる1.4リッター16Vにターボチャージャーを付加したハイパワーバージョンだ。最高出力は135bhp/5000rpm、最大トルクも21.0kg-m/3000rpmで、2500rpmで18.4kg-mのトルクを発生する扱いやすい特性が与えられている。またTTC(トルクトランスファーコントロール)と呼ばれる、左右輪のトルクを制御するシステムも搭載されており、ドライビングファンと安全性を両立。さらにユーロ5の排ガス規制にも対応している。

アバルトといえば、昨年グランデプントのアバルト・バージョンがリリースされており、このフィアット500で、いわば伝統ある本家本元のアバルトが追加されたことになる。日本国内はもちろんヨーロッパでも人気のあるブランドだけに、おそらくヒットを飛ばすことだろう。また、アバルト代表のカルロ・アバルト氏は「ロードバージョン用のコンバージョンキットも追加する」とコメントしており、今後その辺りの展開も期待したいところだ。

Report:相澤隆之
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