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[Audi]

[2007/10/29]

A3よりコンパクトなニューモデルが誕生する!?
アウディ メトロプロジェクト クワトロ

アウディ メトロプロジェクト クワトロアウディがメトロプロジェクト クワトロという新しいコンセプトモデルを東京モーターショーで世界初公開した。この小さな3ドアモデルの意味するものは?

後輪のモーター駆動でクワトロ化を実現

アウディは東京モーターショーの会場で、「メトロプロジェクト クワトロ」というコンセプトカーを出展した。サブコンパクトカー市場(ヴィッツやフィットなどが属する小型車クラス)を想定して造られたコンパクトカーで、サイズは全長3910mm×全幅1750mm×全高1400mmほど。アウディA3よりさらに小さく市販されればエントリーモデルの位置づけとなる。

このメトロプロジェクト クワトロは、ただ単に未来のコンパクトアウディの方向性を示すだけでなく、技術面からもサブコンパクトのあるべき姿が示唆されている。かつてアウディは、A2というコンパクトモデルを99年にリリース。そのクルマは同クラスでは前代未聞のオールアルミ製で車体を軽くし燃費を向上させるという当時としては画期的なコンセプトで造られていたが、今回のメトロプロジェクト クワトロはでは別の手段で燃費を向上させている。その手段は、ハイブリッド パワートレインだ。

搭載するパワーユニットは、1.4リッター TFSIに電気モーターを組み合わせたハイブリッド。ガソリンエンジンで前輪の駆動やリチウムイオンバッテリーの充電を行い、モーターで後輪を駆動することで“クワトロ”(4WD)を実現している。エンジンはVWグループのツインチャージャーではなく最新のA3 1.4リッター版(日本未導入)と同じターボエンジンで、それをベースにパワーを150psに引き上げたユニット。この小排気量ターボエンジンは、24.5kg-mの最大トルクを1600〜4000rpmにかけて幅広い領域で発生し続けるのが特徴だ。

これに30kW(41ps相当)の電気モーターが組み合わされるメトロプロジェクト クワトロの加速性能は、0-100km/hタイムが7.8秒と、2リッタークラスのスポーツカーにまったくヒケをとらないレベル。さらにアイドリングストップ機能により、停止時に無駄な燃料の使用が抑えるなど、走りと低燃費の両方が図られている。またモーターのみで走るEVモードで、最大100kmの走行が可能。バッテリー残量が20%を下回るとエンジンが始動し充電を行う仕組みで、それまではゼロエミッション状態での走行が可能となっている。

サブコンパクトへの進出、そしてモーターを組み合わせた電子制御4WDハイブリッド技術によりクワトロ化を実現した新世代パワートレイン。近い将来アウディからはこれらのキーワードに関連するクルマが登場しそうだ。


Report:曽宮岳大

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