マツダはジュネーブショーで、“Nagare”デザインのコンセプトカー第三弾となる「葉風」をデビューさせた。コンパクトなクーペボディにSUV風の味付けを施したクロスオーバーモデルという位置づけだ。
すでにジュネーブショーのプレビューでレポートしたとおり、今回発表された「マツダ 葉風」は、昨年11月のロサンゼルスショーで出展した「流」(ながれ)、今年1月のデトロイトショーでデビューを飾った「流雅」(りゅうが)に続く“Nagare(ながれ)”デザインのコンセプトカー第三弾となる。
葉風はドイツ・フランクフルトのマツダ・ヨーロッパ・デザインセンターによって制作され、ルーフを取り外せばロードスター、クローズドの状態ではコンパクトハッチバック、そして高いヒップポイントやインテリアの機能性はSUVと、3タイプの楽しみ方ができるのが特徴だ。
“Nagare”デザインコンセプトでは、風や水流といった自然の動きをクルマのデザインに取り入れており、エクステリアには、ボディサイドに砂丘の風紋を模したアーキテクチャーが施されており、それとフロントからサイド、リアまで繋がったボディラインによって、文字通り「流れ」を形成。さらにそのフォルムは、同じくジュネーブショーでデビューした「マツダ 2(デミオ)」を彷彿させるようでさえある。またホイールはプロペラをモチーフにしたスポークデザインとされ、これとタイヤのパターンが一体化して“動き”を表現しているという。
ボディサイズは全長4420mm×全幅1890mm×車高1560mmと、マツダ3(アクセラ)よりもそれぞれ15mm、135mm、95mm大きい。またドアハンドルやミラーは備わっておらず、ミラーの代わりにエクステリアカメラを使用したり、ガラスルーフの後ろ側は、取り外してロードスター感覚を味わえたりと、特徴的な装備も取り入れられた。
搭載されているエンジンはガソリン仕様の2.3リッターターボ。これに6速スポーツATが組み合わされ、さらにアクティブ・トルクコントロールカップリングを用いた4WDシステムも組み込まれている。「止まっている時でさえ、しなやかに風を切って走る姿」をイメージして「葉風」と名付けられたこのコンセプトカー、それを具現化した市販車が現れるのかどうかが楽しみだ。
次の車へ
ジュネーブショー特集2007のTOPへ
Report:相澤隆之
[MAZDA]のおすすめコンテンツ
[モーターショー]のおすすめコンテンツ









