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ジュネーブショー2007特集
オペル GTCコンセプト

オペルは、ジュネーブショーで4シータークーペのコンセプトモデル、「オペル GTCコンセプト」をワールドプレミアした。
[2007/03/06]

オペルのニューデザインコンセプトを具現化したクーペ

2003年のジュネーブショーにて「GTC Geneva」のネーミングでデビューしたコンセプトモデルのGTCが、より洗練されたスタイルに大きく生まれ変わった。ハッチバックスタイルの「GTC Geneva」では、アストラのクーペ版といった印象が強かったが、今回の「GTCコンセプト」では、クーペらしいダイナミックなフォルムが与えられ、そのコンセプトが大きく変更されている。

ボディディメンションは全長4830mm×全幅1867mm×全高1432mmと、ミドルサイズクーペとして堂々としたスタイルとなった。エクステリアでは、「GTCコンセプトは、オペルにおけるデザイン・アイデンティティの新しい提案である」とGMヨーロッパデザインのエグゼクティブ・ディレクターが語っているように、ヘッドライトを交差するようにバンパー下方に伸びたフォグランプユニットや、クーペボディならではのロングノーズ、そしてなだらかなルーフラインなど、デザイン的に新たな試みも多く見受けられる。しかしながらブリッツマークを配したフロントグリルや、シャープなヘッドライト形状、サイドまで回り込んだデザインのリアコンビネーションなどは、現行オペル車のデザインをうまくリファイン、Cd値も0.25と好数値をマークし、オペルらしさをしっかりと残した作りとなっているようだ。

一方インテリアは、ダッシュボードからドアまで繋がるラウンドされたデザインや、U字型のアルミ製アクセントが用いられたステアリングホイール、そして情熱的な赤いバックライトに象徴されるように、全体的にクーペらしい包まれ感あふれる雰囲気にまとめつつも、スポーティでダイナミックなエッセンスを注ぎ込んだようだ。またリアシートを折りたたむと、1.8mもの長尺物を積載可能で1020リッターの容量を持つフラットな荷室が出現。オペルではこういったフレキシビリティを「Flex 4」インテリアコンセプトと呼んでいる。

2.8リッターターボユニットに4WD+IDSプラスで武装

パワートレインには最高出力300psの2.8リッターのV6ターボ付きガソリンユニットが搭載され、40.8kg-mという最大トルクを1850rpm〜4500rpmの幅広い回転域で発生。トランスミッションは6速MTのみで、動力性能は0-100km/hが約6秒、最高速度は250km/hをマークするという。駆動方式は電子制御式の4WDシステムを採用し、ハイパワーを受け止めるべく対処がなされている上に、アストラにも搭載されているIDS(インテリジェント・ドライビング・システム)プラスと呼ばれるシャシーマネージメントシステムも搭載するなど、パフォーマンスとセーフティを両立した充実した装備も備わっている。

今回のショーでは、コンセプトカー扱いで具体的な発売時期は明らかにされていないが、この「オペル GTCコンセプト」、内外装の作りを見る限り市販化もそう遠くはないように思えるのだが・・・・・・。

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Report:相澤隆之
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