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ジュネーブショー2007特集
MINI ONE&クーパーD

BMWグループは、新型MINIに、ガソリン仕様のベーシックモデル「ONE」と、クーパーのディーゼル仕様「クーパーD」を追加し、ジュネーブショーで発表した。特に日本導入が待たれるMINI ONEは注目の存在だ。
[2007/03/14]

嬉しい排気量ダウン

MINIブランドは、2代目MINIのベーシックグレード「MINI ONE」と、ディーゼル仕様のスポーツグレード「MINI クーパー D」をジュネーブショーで発表した。これでガソリン仕様については「ONE」「クーパー」「クーパーS」がすべて出揃ったことになり、ディーゼル仕様については、「ONE D」と「クーパー D」の2グレードになり、ラインアップが充実した。

ここでは日本導入が待たれる「ONE」を中心に紹介しよう。新型ONE最大の特徴は、エンジンが排気量ダウンしたにも関わらず、パワーがアップしていることだ。搭載エンジンは先に登場したクーパーやクーパーSと同じくBMWが新設計したもので、ONE専用のアルミニウム製1.4リッターユニットは、吸気バルブの開閉タイミングとリフト量を無段階調整するバルブトロニック機構を備えている。

その結果、排気量は200ccダウンしているもののパワーは5.5hp向上しており、最高出力95hpを発生、最大トルクは現行モデルと同じ14.3kg-mを生み出す。さらに、メーカー公表値による燃費が約15%もアップしていることも注目に値する点だ。この効率に優れたエンジンを搭載する新しいONEは、100km走るのに必要な燃料がわずか5.7L(17.5km/L)で済むとか。トランスミッションは6速MTと6速ATが選べる(従来はCVTを搭載していた)。最高速は185km/hに達するというから、1.4リッター車としては上出来だろう。

一方、エクステリアは、これまで通りルーフがボディカラーと同色になるほか、グリルのインサート部やバックミラーのカバー、テールゲートカバーなどがブラックになることが、クーパーとの違いがわかるポイントだ。

なお、クーパーDは、1.6リッターディーゼルを搭載。こちらもハイテク ディーゼルと言える高度な技術が使われており、高圧縮に耐えうる高いブロック剛性が求められるディーゼルエンジンにして、素材に軽量なアルミニウムが使われていることをはじめ、燃料噴射機構にきめ細かな噴射を行う直噴コモンレールを採用していること、追い越し時など瞬間的にトルクが2kg-m増強するオーバーブースト機構を備えていることなどが特徴。スペックは、最高出力110hp、最大トルク24.5kg-m。最高速は195km/hという小排気量ディーゼルとは思えない数値をマークする。

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Report:曽宮岳大

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