ジャガーは、Sタイプの後継車種となる「XF」を発表。そのエクステリアデザインは、これまでのジャガーのモデルとは一線を画す、新たなコンセプトが取り入れられている。
ひと目ではジャガーとわからない!?
今年1月のデトロイトショーでワールドプレミアした、ジャガーのコンセプトカー「C-XF」。7月には日本国内でもお披露目されていたが、その市販型となる「XF」が、本国でデビューした。現行Sタイプの後継車種とされるこの「XF」は、来月ドイツで開催されるフランクフルトショーにも登場するはずだ。
フォード傘下となってから初めてのモデルとして、2001年にリリースされたSタイプは、アッパーミドルクラスを受け持つモデルとして期待されていたものの、販売台数は思うように伸びず、結果としてジャガーの救世主と名なりえなかった。そんな失敗から、今回デビューしたニューモデル「XF」は、これまでのジャガーのイメージを大きく覆すようなエクステリアデザインが与えられている。
その変貌ぶりは、一目見ただけではこのモデルがジャガーとわからないほどの大胆なものとなった。フロントマスクでは伝統の丸目4灯を廃し、異型4灯タイプのヘッドライトユニットを採用。さらにメッキを多用した、レトロっぽさも影を潜め、スタイリッシュなサルーンへと生まれ変わった。車名をSタイプとせず、XFという新たなネーミングを与えたことからも、ジャガーがこのモデルで新しいイメージを作り上げたい、という意気込みの表れといえるだろう。
コンセプトモデルの「C-XF」から変更されたところとしては、かなり切れ長のラインを描いていたヘッドライトユニットが、ややボリュームを増し、大人しめの印象に。そしてCピラーに隠れていたリアドアのノブが、通常のサルーンと同じ位置へと移動。またホイールのサイズも小さくしている模様だ。
その結果、全体的なフォルムとしてはレクサスGSにもちょっと似た、伸びやかさを感じられるモノとなった。ちなみに全長4961mm、全幅1877mmというボディサイズは、ライバルとなるレクサスGSやメルセデス・ベンツEクラス、BMW 5シリーズ、アウディ A6などよりも、45mmほど長く、25mmくらいワイドなディメンションが与えられているという。
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