メルセデス・ベンツは、新型Cクラスのワゴンバージョン「Cクラス エステート」をフランクフルトショーで世界初公開する。新型で一番に求められたのは“バーサティリティ”だという。
クラス最大級の荷室容量を確保
メルセデス・ベンツのワールドプレミアは、新型Cクラス エステート。フランクショーでは建物一棟を出展車で埋め尽くしてしまうメルセデスのことだから初公開モデルは他にもあるだろうが、ともあれこのCクラスワゴンの新型が注目モデルのひとつとなるのは間違いないはず。そのデザインは実にスタイリッシュ。Cクラスエステートは、元祖である2世代前から、Eクラスワゴンと比べると実用性よりデザイン性を重んじる傾向にあるが、今度の新型でもっとも重視されたのは、意外にも“スペース”と“バーサティリティ”、すなわち広さと多用途性だという。もちろんセダン同様に“アジリティ”(俊敏性)も謳われているが……。
実際、新型Cクラスエステートでは、“プレミアムコンパクトワゴン最大”の荷室容量が謳われている。容量は標準状態で485リットル、後席を畳んだ時の最大容量は1500リットルと確かに大きい。メルセデスがどこまでを“プレミアム”コンパクトワゴンとして括っているのかは分からないが、少なくても最大のライバルであるBMW3シリーズ ツーリングの荷室(460-1385リットル)より広く、広さをウリにするだけの容量を確保している。現行Cクラス ステーションワゴンと比べても最大容量が146リットル広いその荷室には、ゴルフバッグが4つ入れられるという。
次にバーサティリティだが、これは使い道が多様というよりは、便利に使える機能を充実させているといった感じ。セグメント初の装備として電動リアゲートが追加された“EASY-PACKシステム”は、ボタンを押すだけでリアゲートの開け閉めができ、さらに荷室の仕切りを用途にあわせてアレンジできるため、ちょっとした荷物でも後席に載せるより、荷室を積極的に使ったほうが便利そう。またワゴンならではの装備として、リアサスペンションにセルフレベライザー機能が付く。これにより荷物をたくさん積んだ場合でも、安定して走れる走行安定性が追求されている。
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