トヨタは、フランクフルトショーの会場にて、全長3mを切る超スモールコンパクトカー「IQコンセプト」をワールドプレミアした。このサイズに大人3人+子供1人が乗車できるパッケージング・コンセプトが斬新だ。
ウルトラコンパクトなボディに魅力がギッシリと詰まったコンセプトカー
トヨタは、フランクフルトモーターショーのプレスカンファレンスにて、現在投入しているハイブリッドカーが欧州マーケットで年々増加しており、今後も推進していくことを明言する一方で、新たなスモールカーのジャンルを築くべく開発した「IQコンセプト」を発表。現在抱えている都市交通のインフラ問題を解消するのがその狙いだ。
その全長は2.98mと、Aセグメントモデルのアイゴより425mm短く、ヤリス(欧州版ヴィッツ)よりも770mmも短いながらも、大人3人+子供1人が乗車でき、荷物も積載可能な空間が確保された。ちなみにこれだけのスペースにどうやって4人も乗るのかといえば、運転席の後ろに子供、そして助手席を前方に移動しその列に大人2人ということらしい。
開発に関しては、南仏にあるトヨタのデザインスタジオが担当。そのデザインテーマとなっているのは、大海原を泳ぐ姿も優雅な“マンタ”である。このマンタ・デザインは、インテリアではダッシュボード部分とドアトリム、エクステリアにはフロントヘッドライトやリアコンビネーションランプ、それとボディのプレスラインにも表現されるなど多岐に渡っている。
他にもエクステリアでは17インチの大径ホイールを装着し、しかもそれらをボディの四隅ギリギリにレイアウトすることにより、極限までオーバーハングを切り詰めたパッケージ、またインテリアでは、巨大なパノラミックルーフとともに、ステアリングコラムにメーターを装着し、オーディオやナビゲーションなどの操作も手元で行えるのも特徴となっている。
スマートの全長2.5mにこそ及ばないものの、核家族がそのまま移動できるシティコミュータとして、新しいコンセプトを打ち出したといえる「IQコンセプト」。日本国内でも反響を呼ぶモデルとなるのではないだろうか。
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Report:相澤隆之
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