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フランクフルトショー2007特集
スマート フォーツー cdi/mhd

ダイムラークライスラーは、スマートの新バージョンとして、クリーンディーゼル仕様の「cdi」とハイブリッド仕様「mhd」を発表。マイクロカークラスで最良の環境性能を実現したとしている。
[2007/09/19]

C02チャンピオンの座を獲得

ダイムラークライスラーは、2006年にスマート ブランドのラインナップを「フォーツー」のみに一本化し、その他の4人乗りモデル(フォーフォー)やスポーツタイプ(ロードスターなど)の生産中止に踏み切った。そして残されたフォーツーについては、予定通り今年フルモデルチェンジを実施し、まずヨーロッパで販売を開始。さらにメルセデスは北米で約300店舗の販売ネットワークをもつユナイテッドオートと契約を交わし、2008年からは北米でも販売を開始する予定となっている。ラインアップを縮小しつつ市場を拡大することで、ブランド再建を図る構えだ。

そんなスマート フォーツーに、同モデル本来の環境性能をさらに高めた新バージョンが追加される。それが、クリーンディーゼル仕様の「フォーツーcdi」と簡易ハイブリッド仕様の「フォーツーmhd」だ。cdiは、コモンレール式ディーゼルとしては世界最小クラスの排気量(999cc)を誇り、欧州基準による燃費計測で100kmあたりの燃料消費はわずか3.3リットル(=30.3km/L)をマーク。“3リッターカー”の基準を満たしている。CO2排出量についても88g/kmと同クラスで最も少なく、メルセデスいわく、このクラスでも“C02チャンピオン”の座を獲得したとしている。

もう一台の「マイクロ ハイブリッド ドライブ」(mhd)は、799ccのガソリンエンジンに、スターターとオルタネーターを統合し両方の機能を持つモーター/ジェネレーターを組み合わせた仕様。アイドリングストップ機能により、無用なC02排出を抑え、燃費向上を実現するのが狙いだ。具体的には100kmあたりの消費燃料はこれまでより0.4リットル少ない、100kmあたり4.7L(=21.3km/L)の好数値をマーク。CO2排出量は112g/kmと、cdiほどではないが優れた数値をマークする。

このアイドリングストップ機能は、走行スピードが時速8km/h以下で、ブレーキを踏んだ時にだけ作動する仕組みになっており、再度ブレーキを離すとエンジンが自動的に始動する。トランスミッションは自動変速モード付きの2ペダルマニュアル仕様のみ。オートマチックやマニュアル仕様の設定はない。


Report:曽宮岳大

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