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[SUBARU]

[2007/09/21]

フランクフルトショー2007特集
スバル WRCコンセプト

スバル WRCコンセプト今シーズンのWRCで、思わぬ不振にあえいでいるスバル インプレッサWRC。それを挽回すべく来季から投入されるのが5ドアバージョンのインプレッサWRカーだ。

WRCのトレンドであるハッチバックへチェンジ、タイトル奪回を目指す

昨年、今年とWRCでスバルが大スランプとなっている。ワールドチャンピオンドライバーのペター・ソルベルグをもってしても、表彰台はおろか入賞がやっとのレベル。来季は移籍するという噂も絶えないほどだ。そんなスバルから、今年の新型インプレッサ登場に合わせ、WRCを戦うラリーカーもリニューアル。新型インプレッサWRCのコンセプトモデルで、次期型のベースともなる「スバル WRCコンセプト」が初披露された。

ご存じの通り5ドアボディが主力モデルとなった新型のインプレッサであるから、当然のごとくWRカーも5ドアへとスイッチしている。スバルでは、そもそも5ドアにした理由のひとつに、「運動性能を突き詰めると前後オーバーハングを短くできるこのボディスタイルに行き着いた」としていることから、ベースモデルのポテンシャルが勝負を左右するWRCの世界で、シトロエンC4やフォード フォーカスといったライバル車と、ようやく同じ土俵に立ったということがいえるだろう。だがこれはしかし、来シーズンの成績が悪くても、もう言い訳ができないことをも意味している。

見るからに迫力が増したそのエクステリアは、トレッド拡大のために前後フェンダーをブリスター化。しかもフロント部はボンネットから滑らかなラインで張り出しを構成しているなど、明らかに空力を意識した改良が見て取れる。またダウンフォースを獲得するためのフィン付き大型リアスポイラーはセダンと異なり2エレメントとされ、リアバンパー下にはディフューザー処理が施されるなど、すでにWRCでは必須のアイテムとなっている空力パーツも装着されている。

タイヤは今シーズンと同じBFグッドリッチを装着。これで再びWRCで活躍するための体制はすっかり整ったともいえるスバル。フランクフルトモーターショーのプレスコンファレンス会場にはペター・ソルベルグも姿を見せスピーチするなど、来シーズンにタイトル奪回を目指す意気込みが感じられた。その活躍を期待したいものだ。

Report:相澤隆之

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