トヨタ自動車は、明るい未来を感じさせてくれるコンセプトカーをたくさん出品したが、もちろん、即販売に結びつくクルマも展示。それがフルモデルチェンジで生まれ変わる新型タンドラだ。
バックビューカメラで牽引作業もイージーに
北米において、ピックアップトラックは商用車としてだけでなく、乗用車としてもフツーに使われている。したがって市場は非常に大きく、国産メーカーもその市場を狙って、この10年内に数多くのモデルを投入した。北米メーカーの牙城とされた巨大ピックアップ市場に、牛肉を買わない日本のメーカーが踏み入って貿易摩擦が起きないのは、国産ピックアップはどれも北米で生産され、現地で雇用を生み出しているからだろう。
トヨタ自動車のフルサイズピックアップ、タンドラも同じように“Made in Japan”ではない。しかし「トヨタ品質」はしっかり確保されている、というのがウリのひとつとなっており、セールスにも結びついているのだろう。そのことに直接関係あるかどうかはわからないが、ちなみにタンドラを始めとするトヨタの新車保証は36ヶ月で、エンジンやトランスミッションなどのパワートレイン保証は5年/6万マイル(9万6000km)。耐錆保証は5年/走行距離無制限となっている。
さて、2007年モデルとして、この3月に発売される新型タンドラの大きな特徴は、豊富なモデルバリエーションだ。新型ではキャブスタイル(キャビン形状やドアの数)が3タイプ、ホイールベースも3サイズ、ベッド(荷台)が3種類、エンジンが3基、内装トリム3タイプ、そして駆動方式が2WDと4WDが用意され、1台で31種類の選択肢が用意される。
エンジンは4リッターV6(236hp)、4.7リッターV8(271hp)、5.7リッターV8(381hp)の3種類が用意され、一番大きな5.7リッター版の燃費はどれくらいかというと、2WDモデルが市街地6.76km/L、高速で8.45km/L、4WDモデルはそれぞれ5.92km/L、7.6km/Lとなっている。エミッションについては、超低排出(ULEVII)を満たす。さらに2009年にはガソリン(15%)とエタノール(85%)の混合燃料「E85」に対応した“5.7リッター・フレックスフューエル”仕様も追加される予定だ。
このほか新型タンドラの特徴としては、力強い牽引性能が挙げられる。グレード(駆動方式など)にもよるが、5.7リッターV8モデルは、最大10800ポンド(約4.9トン)もの牽引が可能。さらに新型ではバックビューカメラが設定され、トレーラーを牽引する際にフックを掛ける位置がモニター上で楽に確認できるようになるなど、エンジンパワーと共に使い勝手が高められている。
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