ボルボは、年末より発売予定のニューモデル、「C30」をパリサロンで公開した。このボルボ久々のハッチバック、性差を問わず幅広い支持を受けそうな予感がした。
もっともスポーティルックなボルボ
ボルボは、“2ドア・プレミアムカー”を謳うブランニューモデル、C30の市販モデルをパリサロンでアンベールした。ボルボといえばワゴンのイメージが強く、それゆえハッチバックはどうなのか!? と訝る人がいるかもしれないが、C30はなかなかどうして、どこからみてもボルボとわかるデザインに仕上がっていた。なかでも立体的なヘッドライトレンズや中央に張り出したフロントグリル、段付きのウエストライン、馬脚を思わせるリアコンビランプデザインなどは、いかにもボルボらしい。
また、独身者または子供がいない既婚者など、新しい層を取り込もうという狙いが込められたこのモデルは、誤解を恐れずにいえば、ラインアップ中、もっとも若々しいデザインに仕上がっているように感じた。それはスポイラー形状のバンパーデザインやフェンダーアーチ、スポーティデザインのアルミホイールデザイン、リアスポイラーなど、いわゆるドレスアップの定番的要素が数多く盛り込まれている(モデルもある)からだ。また、スポイラー下部やフェンダーアーチの部分を色分けした2トーン仕様も用意(モノトーン仕様もある)され、仕様によっては“スポーティハッチ”と言える雰囲気に仕上がっている。
室内には、大人4人がちゃんと乗れる空間が確保されている。リアシートは左右独立タイプになっており、2人乗り限定としたその割り切りのおかげで、座面/背面ともに体になじむ形状に仕上がっているのが特徴。またシートサイズも十分で、ボルボのたっぷりしたシートに好感を抱いているユーザーの期待に応えられそう。一方、全長がセダンのS40より220mmも短いゆえ、トランクスペースはあまり期待できないと思ったが、そこには若干上げ底気味ながら、割と広い容量と思いのほか仕立てがいいと感じられる質感が確保されていた。
モデルバリエーションは、ガソリン仕様が「1.6」(100hp/15.3kg-m)、「1.8」(125hp/16.8kg-m)、「2.0」(145hp/18.9kg-m)、「2.4i」(170hp/23.5kg-m)、「T5」(220hp/32.6kg-m)と幅広く揃い、欧州ではディーゼル仕様も1.6、2.0、2.4Lの3タイプが用意される。また、スウェーデンでは「FlexiFuel」と呼ばれる、マルチ燃料仕様も用意される。
【動画 ボルボ C30 発表の瞬間】
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