[Buick]
[2006/12/11]
LAモーターショー2006
ビュイック エンクレーブ
GMグループに属するビュイックは、2007年夏に発売予定の高級クロスオーバーSUV“エンクレーブ”の市販モデルをLAショーで初公開した。
ビュイック入魂の高級クロスオーバーSUV
ビュイック・エンクレーブは、今年1月のデトロイトショーで発表されたブランニューの高級クロスオーバーSUVだ。デトロイトに出展されたのはコンセプトカーだったが、今回は07年夏より発売される市販モデル。優雅さを感じさせる豪華クルーザーのような丸みを帯びたボディは、市販モデルにもそのまま活かされ、ビュイックブースで、その圧倒的な存在感を放っていた。
エンクレーブは、北米で需要が見込まれる3列シートを備えた8人乗り車で、ボディサイズはかなり大きい。シートは独立タイプになっており、セカンドシートが3分割、サードシートは6:4の2分割式で、シートを格納してフラットフロアを作り出すことも可能になっている。ただ、このクルマの見所はユーティリティ面よりもやはり豪華な内外装であり、「高級車ビュイック」のイメージを取り戻すに充分な迫力と華やかさを兼ね備えているところに注目したい。イメージキャラクターにあのタイガー・ウッズを起用しているのも、セレブやヤングエグゼクティブを取り込もうとするメーカーの意図がくみ取れる。
というのも、同社の本国のHPを見るとわかるが、ここ最近のビュイックのラインアップは低〜中価格帯のモデルが大半を占めていて、伝統的なイギリス車のようなトラディショナルな風格を持ったモデルは、以前と比べると少なかった。それを考えると、高級感漂うこの高級SUVは、プレミアム路線を好むビュイックファンに受け入れられるのかもしれない。
内装は、それこそまるでジャガーのようで、ウッドパネル(本物かフェイクかは不明)をあしらったインパネやセンターコンソール、レザーシート、ティファニースタイルのアナログ時計、メッキリングなどによって、上質な雰囲気が演出されている。装備もHIDヘッドランプ、DVDナビ、リアビューカメラ、パーキングアシスト、BOSEサラウンドサウンドシステム、リアDVDビデオなど、豪華装備が揃う。
エンジンは、ハイブリッドなど先進メカではない。しかし、この車格なら数年前までなら確実にV8を載せていたであろうところを、あえてV6(275hp)とし、それにビュイック初の6速ATを組み合わせることで、燃費の向上を図っている。
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