アストンマーティンは、ラインアップ中、もっとも小型なV8ヴァンテージのオープン版「V8ヴァンテージ ロードスター」をLAショーで世界初公開した。
美しいだけではないオープンスポーツ
イギリスのアストンマーティンは、2005年のジュネーブショーで発表、同年7月より日本での販売も開始された“V8ヴァンテージ”の新バリエーション「V8ヴァンテージ ロードスター」をLAショーで世界初公開した。アストンマーティンのラインアップには、V12ヴァンキッシュS、DB9、V8ヴァンテージがあり、前2台がV12を搭載、V8ヴァンテージのみV8を搭載する。V12のDB9にはオープン版「DB9ヴォランテ」があるが、今回のニューモデル登場により、V8モデルにもオープンバージョンが揃ったわけである。
全長が4.38mほどしかないショートボディを特徴とする2シーター アストンに搭載されるV8は、4.3リッターの排気量から最高出力380ps/7000rpm、最大トルク41.8kg-m/5000rpmを発生する。パワートレインはエンジンをボンネット後方に積むフロントミッドシップ形式が採られているだけでなく、オイルタンクを独立させたドライサンプ方式により低重心化が図られており、さらにトランスミッション(6速MTとパドルシフト付きセミATが選択可)をリアアクスルの前方に置くトランスアクスル方式によって、前後重量配分も最適化されているのが大きな特徴だ。
アルミ製シャシーに、同じくアルミやマグネシウム合金を部位ごとに適材採用することで軽量化されたボディは、オープン化に伴うボディ補強によりクーペと比べると車重が140kgほど重くなっているものの(1710kg)、それでも0-100km/h加速は5秒と十分に速く、スポーツカーらしい性能を確保している。最高速は280km/hとこれもスーパーカーレベルの実力だ。
ソフトトップ式のルーフは、屋根を閉めた時にクーペのようなエレガントなシルエットに、オープン時には完全に隠されるため、いかなる時でもエレガンスが保たれるように配慮されている。しかも開閉時間が18秒と早く、しかも時速50km/hなら走行中も操作可能。インテリアは、ダッシュボードまで革が張り巡らされたフルレザー仕様となっており、それにガンメタリックのアルミパネルか、オプションでピアノブラックのトリムが組み合わせ可能となっている。
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Report:曽宮岳大
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