ダイムラークライスラーは、米ダッジブランドのヨーロッパ展開を表明。第一群としてSUVのコンセプトカー「キャリバー」をジュネーブショーでお披露目した。
コンパクトマッチョ
これまで北米のローカルブランドという印象が強かったダッジが、ヨーロッパのモーターショーに姿を見せた。ダッジはアメリカで5番目に大きなブランドで、年間販売台数は140万台ほど。日本ではスポーツモデルの「バイパー」やピックアップの「ラム」などで知られ、バイパーについては一時期日本に正規輸入されたこともあったが、それでも北米以外ではまだまだマイナーな存在だ。
そんなダッジがヨーロッパ進出を企ててジュネーブショーで発表したコンセプトカーが、この「キャリバー」。激戦区と言われる欧州Cセグメント(ゴルフクラスの小型車市場)にアプローチするコンパクトSUVで、ボディサイズは全長4414mm×全幅1743mm×全高1534mmと、写真のイメージよりずいぶん小さい。
このキャリバー、まずはヨーロッパでダッジブランドの認知を高めるのが主目的とあってか、デザインはかなり個性的。押し出しの強いフロントマスク、肉付きの良いグラマラスなボディ。ダッジは、ヨーロッパデビューするからといってヨーロッパ流デザインに習うのではなく、あくまでもアメリカンマッチョなスタイリングでライバルに応戦する構えでいるようだ。
ちなみにダッジブランドが掲げている目標は、“グルーバルプレーヤー”に成長することであって、当然そこにはヨーロッパ以外のマーケットも含まれているはず。まずは2006年に欧州デビューを果たすようだが、それ以降日本にやってくる可能性も十分に考えられる。
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