伊フィアットグループは、「アルファ156」に代わるアルファロメオの新しいスポーツセダン、「アルファ159」をジュネーブショーで発表した。
ダイナミックに変身
アルファ156がフルモデルチェンジ、「アルファ159」という新しいネーミングを引っ提げジュネーブショーでデビューした。アルファ・スタイリングセンターと共にデザインを手掛けたのは、156がモデルを末期を迎えつつあった2003年夏にフェイスリフトを担当した巨匠ジォルジオ・ジウジアーロ。そのフェイスリフト後の156と比較すれば今回のフルチェンジで得たフロントマスクは正常進化ともいえそうだが、ウォルター・ダ・シルヴァ作の初期156と比べるとずいぶん変わったと実感させられる。
その新作は、伝統の盾を中心に展開されるシャープなマスクもさることながら、サイドビューも強烈だ。ボディに引き締まった印象を加えているプレスラインは156でも描かれていたものだが、その切れ味はさらに増しているし、それ以上に159ではフェンダーの張り出しが目立つようになった。ディメンションは全長4660mm×全幅1828mm×全高1417mm。156と比べると63mm幅が広がり、225mm長くもなっている。
新しいプラットフォームに組み合わされるサスペンションは、フロントがダブルウイッシュボーン、リアがマルチリンクだから、リアがストラット式の156と比べると今度のスポーツセダンはサス型式からして新しくなっている。またボディ剛性と衝突安全性を高めるためとして、フレームにはボックス構造の補強材追加やスポット溶接を増やすなどし、また高張力鋼鈑やレーザー溶接の使用による軽量化も図られている。タイヤは235/45-18にインチアップした。
搭載エンジンは、ガソリンが3種類、ディーゼルが3種類。ガソリン仕様のラインアップは、260hpの「3.2 V6 24V」をトップグレードに185hpの「2.2JTS」、160hpの「1.9JTS」を用意、ミッションは6速MTか6速セレスピードが組み合わされる。また4WDモデルの導入もすでに決定している。そちらは「クロスワゴンQ4」のトルセンCセンターデフを用いたフルタイム4WDモデルで、駆動力配分は前後43:57に設定。後輪により多くの駆動力を与えることでスポーティなハンドリング性能を追求している。
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