GMは、グローバルカーとして開発したミドルクラスSUV「ハマーH3」を欧州デビュー。南アフリカに生産工場を建設し、輸出用に右ハンドル車の生産も予定している。
GMの本気
GMグループは、「ハマー H3」をフランクフルトショーでヨーロッパデビューさせる。H3は、これまでの「H1」や「H2」といったフルサイズモデルとは一線を画すモデルとして、世界市場を睨んで開発されたモデルだ。ボディは全長4720mm×全幅1970mm×全高1850mmと、ちょっと幅広だがミディアムクラスと言えなくもないサイズ。GMはこの「H3」で、世界進出を目論んでいるのだ。
GMは「H3」をヨーロッパで2006年度中に販売を開始するようだが、さらに1億ドルを投じ南アフリカに工場を建設、ハマーの現地生産を予定している。そこではヨーロッパ、アジア、中東、アフリカ市場用の輸出モデルが生産される予定だが、さらにイギリスをはじめ、南アフリカ、ニュージーランド、オーストラリア、アジア諸国向けの右ハンドル車や、将来的にはディーゼル車の生産も計画されている。
工場の稼働開始は2006年末が予定されており、年間生産台数1万台以上が見込まれている。「H1」と「H2」と合わせた2005年上半期のヨーロッパにおける販売台数が200台前後であったことを考えると、ハマーは「H3」によって一気にメジャーデビューを果たすことになりそうだ。
ちなみに日本では、三井物産オートモーティブが「H3」と「H2」の正規輸入元となり、今秋より「H3」が発売される予定。また、ヤナセ系列の販売店、「オートエンポリアム」(東京都・港区)でも「H3」と「H2」の取り扱い開始が発表されている。
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