ジャガーは、96年にデビューしたジャガーのフラッグシップスポーツ「XKシリーズ」をモデルチェンジし、フランクフルトショーで新型を発表する。
アルミボディでスポーツ性能を大幅向上
ジャガーが、新型XKシリーズの市販モデルをフランクフルトショーで発表する。今年1月のデトロイトショーでは「アドバンスド・ライトウェイト・クーペ」の名でコンセンプトカーが発表されていたが、ニューXKシリーズは、そのコンセプトカーからほとんどカタチを変えずに登場。もちろん、ボディにはXJシリーズ同様、アルミ・モノコック構造が採用され軽く作られている。
ボディサイズは、全長4791mm×全幅2070mm(ミラー含む)×全高1322mm、ホイールベース2752mmで、現行モデルとほとんど変わらない大きさ。一方、車重は現行モデル(XK8)が1680kgであるのに対し、新型は1595kgに収まっているから、85kgほど軽く仕上がっている計算になる。現行モデルより軽く、さらにボディ剛性が31%高く仕上がっているというあたりが、ニューモデルの大きな特徴といえるだろう。
もちろんデザイン的にも見るべきところは多い。ロングノーズ&ショートデッキの基本プロポーションや楕円型ラジエターグリル、ボンネットのパワーバルジなどは歴代ジャガークーペに共通する特徴だが、新型ではホイールベースが延ばされオーバーハングを短縮化。さらにフロントフェンダーに新設されたパワーベント(通風口)など、ディテールにも新たな特徴が盛り込まれている。
インテリアもよりモダンな雰囲気になり、ウッド&レザーに取り囲まれた操作系スイッチや、Jゲート改め「逆L字型ゲート」を採用したシフトパターンなど、今後他のジャガーにも展開されそうな新装備が盛り込まれている。プッシュボタンによるエンジンスタートやキーをポケットに入れたままドアの施錠・解錠を可能にする「ジャガー・スマート・キーシステム」もジャガー初の装備だ。
エンジンは、「AJ-V8」に改良を加えた4.2リッターV8 NA。最高出力298ps、最大トルク42.8kg-mで、軽くなったボディの影響もあり、0~100km/h加速を6.2秒で走る。さらに今後、スーパーチャージドV8の搭載も期待される。L字型ゲートの先にはSモード(スポーツモード)が設けられており、よりスポーティなシフトチェンジ・タイミングが楽しめるほか、ジャガーで初めてステアリング・パドルによるギアチェンジもできるようになっている。
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