ジャガーは、将来登場するであろう新型クーペの方向性を示すデザインスタディ「アドバンスド・ライトウェイト・クーペ」をデトロイトショーでお披露目した。
次期XK-8のヒントがここに
ジャガーは、2+2クーペのコンセプトカー「アドバンスド・ライトウェイト・クーペ」(軽量クーペコンセプト)を初公開した。2003年に登場した現行XJシリーズと同様、ボディやフレームをアルミニウムで作り、軽量な2+2クーペボディを実現。ジャガーの2+2クーペというと真っ先に思い浮かぶのが「XK-8」だが、今回のコンセプトカーはそのXK8の次期型モデルの方向性を示すものだと解釈できる。つまり96年のデトロイトショーでデビューしたXKシリーズの後継モデルはアルミボディで登場する、というわけだ。
デザインは、有名なジャガーのチーフデザイナー、イアン・カルム率いる社内チームが手掛け、XK120やEタイプといった歴代ジャガーに通じる、スピード感のある美しいラインが採り入れられた。横長の楕円グリルや典型的なロングノーズ・シルエットを現行モデルから受け継ぎつつ、安定感を増したワイドトレッドや21インチの大径ホイールなどにより、俄然スポーティ感が増しているように見える。
搭載するエンジンはV8というだけで詳細は明らかになっていないが、0~60マイル(96km/h)加速を5秒以下でこなし、最高速は288km/hに達するという性能から察するに、おそらく400psを越えるスーパーチャージドV8を搭載しているのだろう。また注目は、アルミモノコックボディを得た新型クーペは、現行モデル(XK-8)と比べ約40%も軽く、ボディ剛性は60%もアップしているという。それだけ強靱なボディなら、後から追加されるであろうコンバーチブル版でもハンドリングに不満は出なそうだ。
インテリアは上質なタンレザーをふんだんに使いつつ、化粧パネルにはウッドではなくアルミニウムを採用、スポーティ感がアピールされている。また、現行のXK-8と比べるとスペース的にも広くなっており、現行モデルで不満の声が聞かれたヘッドルームの狭さも改善されているようだ。ジャガーらしい美しいボディ、軽量高剛性のアルミボディ、パワフルなエンジンに、快適性を増したキャビン・・・。今から登場が楽しみな1台だ。
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