[2006/09/30]
環境への配慮というかたちで受け継がれる、変わらぬパイオニア精神
BP
ウィリアム・ノックス・ダーシーたちが7年もの間探し求めた大油田。それが一大石油事業へと発展した——。世界メジャーへの第一歩は、ひとりの男の夢から始まったのだ
環境に優しい製品作りに受け継がれる開拓者精神
クルマ好きなら「BP」のマークをすぐに思い浮かべることができるだろう。グリーン地をバックに、黄色のラインで楯をかたどったあのマーク。ハイパフォーマンスオイルであることを雄弁に主張してきた盾(シールド)マークは、様々なチャレンジやレースにおいて、その性能の高さを証明してきた。
創業者は、ウィリアム・ノックス・ダーシー。彼はまさにパイオニア精神溢れた人物で、オーストラリアの金鉱発掘で一大財産をなす。そして7年もの年月をかけて手にしたのが南ペルシャで発見した大油田だった。石油事業に進出してからは、パイプラインや精製工場の建設などに精力的に取り組み、一躍メジャーへと駆け上る。
創業から現在に至るまで、様々なチャレンジをサポートしてきたのも開拓精神の表れだ。1920年代にはマルコム・キャンベルが打ち立てた408・71㎞/hというスピードレコード、同じく'20年代には、軽量飛行機競技に挑戦した女性の成功をサポートしている。
そして21世紀、BPは高性能の証であったシンボルマークを大胆に変え、新たなステージに突入している。冒頭で触れたグリーンとイエローのシンボルマークは、高性能だけでなくその色からも想起されるように、実は当初からエコを主張してデザインされたもの。イギリスでは〝美しい田園風景を守る〟というキャッチコピーとともに使われ始めた経緯があるくらいであり、現在のBP製品もダイオキシンの発生源となる塩素の含有量を大幅に低減、リンや硫黄も削減することで、大気汚染を防ぐなど環境対策に抜かりがない。
ロゴ文字がbpとなり、シールドから太陽神を意味する「ヘリオス」をイメージしたマークへの変更は一見大胆に思えるが、地球環境への配慮はいまも昔も不変。そして比類なき開拓者精神は、黎明期から現在まで受け継がれている。
ビー ピー
取材協力=BPルブリカンツ
詳細はBPホームページへ
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