テロの危険性により年初恒例のダカールラリー(旧パリ~ダカール)が中止となり、その代わりに急遽開催されたセントラルヨーロッパラリー。勝利の女神はVWに微笑む。
三菱の次世代ディーゼルマシンはリタイア
突然のダカールラリーの中止から約4カ月を経て、その代替戦ともいう形で開催されたセントラルヨーロッパ・ラリー。その舞台がハンガリーにルーマニアと、アフリカのサハラ砂漠に比べてバリューが今ひとつということもあり、当初はエントラント(参加者)が集まるのか?と危惧する声もあったが、フタを開けてみればフォルクスワーゲン(VW)と三菱の2大ワークスが主力マシンとトップドライバーを投入。初日から激しいトップ争いを繰り広げる展開となる。残念ながら、ダカールラリーほどの知名度がないと判断した日本のメディアは、このレース展開をほとんど報じなかったが、三菱は従来のパジェロとは違った新設計の高性能ディーゼルを積んだマシンを投入。さらに日本人の第一人者、増岡浩がその新世代ディーゼルマシンのステアリングを握ってスタートする。この三菱の新世代ディーゼルマシンは、予期せぬアクシデント(タイヤ交換中のコ・ドライバーに他の競技車が接触)によりリタイアを余儀なくされたが、ある程度のデータは集められたものと思われる。
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