トヨタと同日でしかも同じホテルの上のフロアで行われたホンダのF1記者発表。今シーズン波に乗れないまま迎えた日本グランプリで、上位に入るための秘策はあるのか?
残された望みは雨乞いか!?
偶然かそれとも必然か、午前中に記者会見を行ったトヨタと同じホテルで、しかもその上のフロアで午後から行われたホンダF1の記者会見は、出席したドライバーの数も多かったことからか、会場もトヨタより広く、また集まった報道陣も多めのようであった。
そんななか注目すべきことは、ホンダレーシングF1チームのシニア・テクニカル・ディレクターの中本修平氏が、今シーズンの不調となった原因を分析した結果をこの場で発表したことだ。中本氏によるとこれまでのグランプリで上位3チーム(マクラーレン/フェラーリ/BMW)との予選及び決勝でのラップタイムの違いをチェックしたところ、ホンダはマクラーレンよりも平均1.7秒遅いとのこと。
中本氏曰く「ウチのマシンはメカニカルグリップのレベルは他と遜色ないはずだが、ハイスピードでのコーナリング性能や、限界時のパワーとドラッグのバランス、ブレーキング時の安定性が劣っている。今年は思い切って新しい空力パッケージでシーズンに臨んだが、それが期待に応えられなかった」と、特にトップチームに比べて空力性能が劣っていたことを率直に認めていた。
これの解決策として、先日のへレスでのテストで新形状のサイドポンツーンやフロント&リアサス、そしてマクラーレンと似たフロントウイングやバージボードなどの新しいパーツをトライ。「これら全てが効果をあったわけではないが、いくつかは日本グランプリで採用する予定」と、全力を尽くして週末に臨むことを約束。しかしながら、「あくまでも仮定だが、雨が降れば100:70だった差が、50:35と縮まる。これなら勝負できるかもしれない」と、ウエットレースであれば上位に進出できるチャンスがあることを示唆していた。
またニックフライCEOは、来季におけるホンダワークスチームのドライバーラインアップを、ジェンソン・バトンとルーベンス・バリチェロで行くことを発表。その一方でチームの組織改革を行い、特に空力分野での人員の増加と開発体制の充実を図っていく、と述べていた。
一方、ジェンソン・バトンは「富士では金曜日のセットアップが重要だ」とコメントしルーベンス・バリチェロは「コースは変わってしまっているが、F3時代に走ったことのある富士を再び走れるのを楽しみにしている」と日本グランプリへの意気込みを語ってくれた。
ホームグランプリとなるスーパーアグリF1チームの佐藤琢磨も、「今年は素晴らしい2年目だった。富士は走ったことも見たこともないけれど、きっと観客の声援が僕らを後押ししてくれる」と母国でのグランプリを心から楽しみにしている様子。またチームメイトのアンソニー・デビッドソンも「富士はゲームでも練習しているから、最初のラップで感覚を掴めると思う」と期待をのぞかせた。
コースが改修となってほとんどのドライバーが初めて走る富士スピードウェイでの日本グランプリ。注目の決勝スタートは、9月30日13時30分。22名のドライバーによって、67ラップの激しい争いが繰り広げられることだろう。
Report:相澤隆之偶然かそれとも必然か、午前中に記者会見を行ったトヨタと同じホテルで、しかもその上のフロアで午後から行われたホンダF1の記者会見は、出席したドライバーの数も多かったことからか、会場もトヨタより広く、また集まった報道陣も多めのようであった。
そんななか注目すべきことは、ホンダレーシングF1チームのシニア・テクニカル・ディレクターの中本修平氏が、今シーズンの不調となった原因を分析した結果をこの場で発表したことだ。中本氏によるとこれまでのグランプリで上位3チーム(マクラーレン/フェラーリ/BMW)との予選及び決勝でのラップタイムの違いをチェックしたところ、ホンダはマクラーレンよりも平均1.7秒遅いとのこと。
中本氏曰く「ウチのマシンはメカニカルグリップのレベルは他と遜色ないはずだが、ハイスピードでのコーナリング性能や、限界時のパワーとドラッグのバランス、ブレーキング時の安定性が劣っている。今年は思い切って新しい空力パッケージでシーズンに臨んだが、それが期待に応えられなかった」と、特にトップチームに比べて空力性能が劣っていたことを率直に認めていた。
これの解決策として、先日のへレスでのテストで新形状のサイドポンツーンやフロント&リアサス、そしてマクラーレンと似たフロントウイングやバージボードなどの新しいパーツをトライ。「これら全てが効果をあったわけではないが、いくつかは日本グランプリで採用する予定」と、全力を尽くして週末に臨むことを約束。しかしながら、「あくまでも仮定だが、雨が降れば100:70だった差が、50:35と縮まる。これなら勝負できるかもしれない」と、ウエットレースであれば上位に進出できるチャンスがあることを示唆していた。
またニックフライCEOは、来季におけるホンダワークスチームのドライバーラインアップを、ジェンソン・バトンとルーベンス・バリチェロで行くことを発表。その一方でチームの組織改革を行い、特に空力分野での人員の増加と開発体制の充実を図っていく、と述べていた。
一方、ジェンソン・バトンは「富士では金曜日のセットアップが重要だ」とコメントしルーベンス・バリチェロは「コースは変わってしまっているが、F3時代に走ったことのある富士を再び走れるのを楽しみにしている」と日本グランプリへの意気込みを語ってくれた。
ホームグランプリとなるスーパーアグリF1チームの佐藤琢磨も、「今年は素晴らしい2年目だった。富士は走ったことも見たこともないけれど、きっと観客の声援が僕らを後押ししてくれる」と母国でのグランプリを心から楽しみにしている様子。またチームメイトのアンソニー・デビッドソンも「富士はゲームでも練習しているから、最初のラップで感覚を掴めると思う」と期待をのぞかせた。
コースが改修となってほとんどのドライバーが初めて走る富士スピードウェイでの日本グランプリ。注目の決勝スタートは、9月30日13時30分。22名のドライバーによって、67ラップの激しい争いが繰り広げられることだろう。
Report:相澤隆之偶然かそれとも必然か、午前中に記者会見を行ったトヨタと同じホテルで、しかもその上のフロアで午後から行われたホンダF1の記者会見は、出席したドライバーの数も多かったことからか、会場もトヨタより広く、また集まった報道陣も多めのようであった。
そんななか注目すべきことは、ホンダレーシングF1チームのシニア・テクニカル・ディレクターの中本修平氏が、今シーズンの不調となった原因を分析した結果をこの場で発表したことだ。中本氏によるとこれまでのグランプリで上位3チーム(マクラーレン/フェラーリ/BMW)との予選及び決勝でのラップタイムの違いをチェックしたところ、ホンダはマクラーレンよりも平均1.7秒遅いとのこと。
中本氏曰く「ウチのマシンはメカニカルグリップのレベルは他と遜色ないはずだが、ハイスピードでのコーナリング性能や、限界時のパワーとドラッグのバランス、ブレーキング時の安定性が劣っている。今年は思い切って新しい空力パッケージでシーズンに臨んだが、それが期待に応えられなかった」と、特にトップチームに比べて空力性能が劣っていたことを率直に認めていた。
これの解決策として、先日のへレスでのテストで新形状のサイドポンツーンやフロント&リアサス、そしてマクラーレンと似たフロントウイングやバージボードなどの新しいパーツをトライ。「これら全てが効果をあったわけではないが、いくつかは日本グランプリで採用する予定」と、全力を尽くして週末に臨むことを約束。しかしながら、「あくまでも仮定だが、雨が降れば100:70だった差が、50:35と縮まる。これなら勝負できるかもしれない」と、ウエットレースであれば上位に進出できるチャンスがあることを示唆していた。
またニックフライCEOは、来季におけるホンダワークスチームのドライバーラインアップを、ジェンソン・バトンとルーベンス・バリチェロで行くことを発表。その一方でチームの組織改革を行い、特に空力分野での人員の増加と開発体制の充実を図っていく、と述べていた。
一方、ジェンソン・バトンは「富士では金曜日のセットアップが重要だ」とコメントしルーベンス・バリチェロは「コースは変わってしまっているが、F3時代に走ったことのある富士を再び走れるのを楽しみにしている」と日本グランプリへの意気込みを語ってくれた。
ホームグランプリとなるスーパーアグリF1チームの佐藤琢磨も、「今年は素晴らしい2年目だった。富士は走ったことも見たこともないけれど、きっと観客の声援が僕らを後押ししてくれる」と母国でのグランプリを心から楽しみにしている様子。またチームメイトのアンソニー・デビッドソンも「富士はゲームでも練習しているから、最初のラップで感覚を掴めると思う」と期待をのぞかせた。
コースが改修となってほとんどのドライバーが初めて走る富士スピードウェイでの日本グランプリ。注目の決勝スタートは、9月30日13時30分。22名のドライバーによって、67ラップの激しい争いが繰り広げられることだろう。
Report:相澤隆之
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