ルノー・メガーヌ・グラスルーフ・カブリオレ
RENAULT MEGANE
GLASSROOF CABRIOLET


世界初のグラストップルーフ採用
クローズドでもオープンフィール


specification
■全長×全幅×全高=4370×1775×1405mm■ホイールベース=2520mm■車両重量=1520kg■エンジン種類/排気量=直4DOHC16V/1998cc■最高出力=133ps(98kW)/5500rpm■最大トルク=19.5kg-m(191Nm)/3750rpm■トランスミッション=4AT■サスペンション(F:R)=ストラット:トレーリングアーム■ブレーキ(F:R)=Vディスク:ディスク■タイヤサイズ(F:R)=205/50R17:205/50R17
■東京標準現金価格=3,885,000円問い合わせ先



笹目二朗S.J.Sasame : valuation

オープンの楽しさとルノーならではの心地よさ

 他のメガーヌ・シリーズと違ってシートの後傾角度がちゃんと採られており、ドライビングポジションは良好。これなら長時間長距離走行でも疲れないだろう。ただし、使いにくいリクライニングレバーは相変わらず要改善を望む。
  走り出してすぐに感じるのは、直進性の良さとフラットで快適な乗り心地だ。グラスルーフで車両重量もかなり重くなっているが、逆にそれが乗り心地を重厚なものにしており、ボディ剛性も十分。床下収納ボックスをなくし低いルーフ対策としてフロアを下げた形だが、それが奏功している。
  ロングストロークでも上まで綺麗に回るエンジンは、パワー感こそ目覚ましくはないものの、回して使えば痛痒なし。ただし、高回転ではやや音量が高まる。ATは4速だが、このクルマの用途を考えると、Dレンジで流すのが日常と思われるから特に不満はない。
  パワーステアリングの操舵力は軽めでややドライな感触を持つが、いまや貴重な真円を描いて回るタイプで逆に新鮮。凸凹に回るよりも、機構全体が精密に剛性感を持って作られているように感じる。
  風対策もいろいろあるが、90km/h以下なら付加物なしでも開けたままで快適。ルーフを閉めれば静粛性が増してクーペらしくもなるが、上屋の重さゆえ重心高の変化は顕著だ。ルーフの電動開閉はスピーディだから、サイドウインドーを下ろす感覚で状況を見て頻繁に開け閉めして楽しみたい。

萩原秀輝H.Hagihara : valuation

キッチリマジメな中身と色気あるスタイリング

テレビCFのセンスがいかにもフランス的。そんな色気のあるクルマは、メガーヌを除いてこのクラスには他にない。それでいて、中身はキッチリと真面目に造り込んである。車重が異様に重くなっているものの、エンジンは実用域で充実したトルクを発揮するので負担を感じない。ハンドリングも素直だ。

熊倉重春S.Kumakura : valuation

クローズドでも気分は上々

クローズドでも見上げると街路樹の梢がサラサラ流れて気分いい。こういうリトラクタブル・ルーフは基本的に「クーペ時々カブリオレ」だから、ガラス張りはいい考えだ。深いサスペンション味付けなど、もともとメガーヌだけに快適さも文句ない。ただしオープン時のボディ剛性感などは307ccに劣る。

島下泰久Y.Shimashita : valuation

実用性に優れる全天候型オープン

電動開閉式グラスルーフの最大のメリットは、開けている時にはもちろんクローズ時でも開放感に浸れること。なかなかオープン走行を満喫できる機会の少ない高温多湿な日本で、これは嬉しい。しっかり使える後席や最大490リッターもの大容量ラゲッジなど、意外や実用性に優れるのもアピールポイントだ。

齋藤 聡S.Saito : valuation

「自分らしく楽しむ」そんなオープンカー

ボディはかなりワナワナしており、エンジンも非力。そういう点では決して高く評価できるクルマではないのだが、走らせていると非力でワナワナした感じが逆に健気で、妙に魅かれるところがある。天気のいい日にはオープンで、時にグラストップにして身の丈のクルマライフを楽しむ、そんなクルマだ。
 
日本市場におけるシリーズ第4弾として登場した4シーターカブリオレ。トピックはやはり、季節を問わずに陽光を満喫できる、世界初の電動開閉式グラストップルーフの採用だ。インパネ回りはシリーズ共通のレイアウトながら、随所にレザーを配するなど上品な仕上がりに。シートもレザートリムで、フロントにはシートヒーターが標準となるなど、仕様装備は他モデルと一線を画す。エンジンは2リッターのみのモノグレード。
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