

シボレー・コルベット
CHEVROLET CORVETTE

パフォーマンスは超一級!
しかも速い、安い、美味い!!

specification CHEVROLET CORVETTE COUPE
■全長×全幅×全高=4455×1860×1250mm■ホイールベース=2685mm■車両重量=1500kg■エンジン種類/排気量=V8OHV16V/5967cc■最高出力=404ps(297kW)/6000rpm■最大トルク=55.6kg-m(546Nm)/4400rpm■トランスミッション=6速MT■サスペンション(F:R)=Wウイッシュボーン:Wウイッシュボーン■ブレーキ(F:R)=Vディスク:Vディスク■タイヤサイズ(F:R)=245/40ZR18:285/35ZR19
■東京標準現金価格=6,980,000円問い合わせ先
 

笹目二朗S.J.Sasame : valuation      
パフォーマンス的にはF430も射程圏内!

ドライビングポジションはまさにスポーツカーのそれ。低めに座っても、賢いOHVエンジンによりボンネットは低く、フェンダー稜線の盛り上がりとともに素敵な眺めを提供してくれる。ランバーサポート調整はエアー式で、時間的にやや冗長。アメリカ車には不似合いながら、ストレートアームのポジションも可能だ。
走り出した瞬間は、フェラーリでなくともこれで十分かと思ったが、折角の6MTもギア比が分散しすぎていて、おもに2速でのパワー感がなくガッカリ。ただし6速は100km/hで1250rpmとODレシオを採っており、高速時の燃費ギアとしては使える。
C5譲りのハイドロフォームによるボディ骨格の剛性はすこぶる高く、オープンボディでもまったく不満がない。樹脂ボディの軽量感覚はそれほどでもないが、実際にはアルミボディのF430より10kg軽い。サイズも絶対的にはやや大柄とはいえ、F430より6cm短く、6cm狭く、4cm高いということからも、ひと回りコンパクトで取り回しやすいといえる。
2079万円対698万円だから本当は勝負にもならないが、ギアボックスの中身を特注してもオツリがくる――なんてことまでつい考えてしまう。ウーン惜しい、なぜこんなギアなのか? アメリカ車ゆえの鷹揚な部分はほかにもあるだろうが、もしギアシフトが楽しかったら一発でコルベットをこの日のトップにしたのに。

齋藤 聡S.Saito : valuation     

操縦性が素直だからドリフトが決まる!

豪快とはオレのことだ! といわんばかりにアメリカン・マッチョを体現したクルマ。しかもただ豪快なだけでなく、操縦性は至ってマトモ。BMWやポルシェのような精巧なステアフィールではないが、それでも正確と表現してまったく差し支えなく、クルマの動きも素直そのもの。サイズ不相応なワインディングロードを、十分攻める気にさせる実力を持つ。
404psのアウトプットはもちろん高出力だが、排気量換算すればリッターあたり70.8psにすぎず、精緻なメカニズムがパワーを搾り出すというよりは、大排気量による豪快なトルクがものをいう印象。それがコルベットに独特のキャラクターを与えている。
実際、1〜2速で軽く横Gがかかった状態から無造作にアクセルを踏めば、いとも簡単にテールが滑り出す(もちろんESCを解除した状態で)。そして全域トルクの塊のようなエンジンだから、ある程度アクセルコントロールの心得があれば、テールスライドを持続したまま自由自在に走らせることができるのだ。それをいつ、誰が、どこでやるんだというツッコミはどこかに置いておいて――。とにかく、そんな乱暴なヤツをボンネットに押し込んで走らせているんだ、という優越感がある!
シートとステアリング、ペダルの位置関係も改善され、ドライビングポジションが改善されたのも◎。乗りやすさという意味でも歴代コルベット中、ナンバーワンだ。

萩原秀輝H.Hagihara : valuation    

「いいクルマ」ではなく「いいコルベット」たれ

確かにいいクルマになった。ボディ剛性が高くなり、サスペンションはスムーズに動き、エンジンはパワー感が向上しながら扱いやすくなっている。ただし、コルベットならではの毒気は抜けてしまった。ゼイタクな望みをいえば、いいクルマではなく、いいコルベットとして進化できなかったものだろうか。

熊倉重春S.Kumakura : valuation     

ハンドリングは国際A級
エンジンで個性を主張する

歴代最高のコルベット。もはやアメリカン・マッチョの域を脱し、国際基準に到達したといえる。見た目のイメージよりコンパクトなのも○。ゆとりのエンジン性能、カッチリ感ある走行感覚、驚くほどタフなブレーキなど、「なんだ、やればできるじゃん」と言いたい。そのぶん旧来のアメ車ファンが戸惑う?

島下泰久Y.Shimashita : valuation    

スポーツカー好きなら迷わず6速MTを!

ルーズなトルコンATもアメ車らしくて悪くないが、6速MTを得たコルベットは、まさにリアルスポーツだ。1速で100km/h(!)近く出るハイギアリングは、V8の息の長い加速を堪能するのに最適。ガチッとキマるシフトも気持ち良い。純スポーツ派はクーペのMTを。ATならいっそコンバーチブルがイイ。
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ボディサイズはC5に比べてひと回りシェイプされているが、伝統のコークボトル形状や丸形4灯リアコンビランプでしっかりコルベットを主張している。 |
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インテリアのクオリティアップは著しいが、デザインはやや平凡。試乗車はクーペの6速MTで、先代よりも格段に向上したシフトフィールが気持ちいい。ただし高めとなるギア設定は、リポーター陣の意見が分かれるところになった。
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先代C5のLS1をベースに、排気量を5.7リッターから6リッターに拡大した新LS2。そのパワーフィールやサウンドは、まさにアメリカン・スポーツそのものだ。 |
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バケットシートはレザー仕上げ。ランバーサポートを含め、各種調整は電動式だ。ベースをアルミ化するなど軽量化も図られている。シートヒーターも装備する。 |
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トランスミッションをリアに置くゆえ、トランクに深さは望めないものの、それでも先代よりは容量を拡大。新たにラゲッジカバーも用意されている。 |
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タイヤサイズはフロント245/40ZR18、リア285/35ZR19。サスペンションはダンパーオイルの流体特性を変化させて減衰力を制御するというハイテクさだ。 |
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