オペル・アストラワゴン
OPEL ASTRA WAGON

質実剛健なオペルの真骨頂
リーズナブルなスポーツワゴン


specification OPEL ASTRA 2.0 TURBO SPORT
■全長×全幅×全高=4520×1760×1475mm■ホイールベース=2705mm■車両重量=1390kg■エンジン種類/排気量=直4DOHC16Vターボ/1998cc■最高出力=200ps(147kW)/5400rpm■最大トルク=26.7kg-m(262Nm)/4200rpm■トランスミッション=6MT■サスペンション(F:R)=ストラット:トーションビーム■ブレーキ(F:R)=Vディスク:ディスク■タイヤサイズ=215/45R17
■東京標準現金価格=3,300,000円問い合わせ先



島下泰久Y.Shimashita : valuation

走りを楽しめるコンパクトワゴンの決定版

 先代と比べるといかにもオシャレ度の増したアストラワゴンだが、決して流行りに乗ってスタイル重視になってしまったわけではない。全長はハッチバックよりも265mm、ホイールベースも90mm延長されており、ラゲッジルームは通常時500リッターという大容量に。3分割可倒できる後席の足元空間も、明らかに広さを増している。
  そうなると気になるのは、ハッチバックのあのスポーティな走りっぷりがスポイルされていないかということだが、実際その影響は皆無と言っていい。ダイレクトなステアリングフィールや、リアのどっしりした接地感といった魅力は、ワゴンにもそのまま受け継がれている。スポーツ系には電子制御式可変ダンパーのCDCも標準装備されており、おかげで快適性の高さも目を見張るものがある。 ターボスポーツの心臓は直列4気筒2リッターターボで、最高出力は200ps。しかし、一般道を走らせる限りトラクション不足を感じることはほぼ皆無で、ステアリングフィールも澄み切っていて気持ちが良い。当然、速さも相当なもので、6速MTを操ってそれを引き出すのは文句なしに気持ちが良い。ちなみに、主力の1.8リッターNA+4速ATでも、そのスポーティな走りの楽しさは存分に味わえる。 というわけで、販売網の問題を抜きにすれば、買い得感のある価格設定を含め、輸入ワゴン車を探している人には掛け値なしにお勧めできる1台だ。

熊倉重春S.Kumakura : valuation

走る楽しさを堪能できる万能スポーツワゴン

スポーツ心を満たしてくれるワゴンとしては、今これが最高。200psの力感もハンドリングもセダンと同じ。MTの手応えも同類の中ではカキッと快い方だ。シャキッと締まった脚まですべて一貫したセンスでまとめられている。着座感もスポーティ。そのうえ広く使いやすい荷室など実用面も抜かりない。

萩原秀輝H.Hagihara : valuation

刺激的なパフォーマンスは明らかにワンクラス上

このクラスの欧州車は、ワゴンといっても働くクルマ的になりがちだった。このアストラもそんな使い方が基本になるはずだが、装備を充実させた日本仕様は別。スポーティでスタイリッシュ、走りも想像以上に刺激的だ。エンジンのパワー感やハンドリングのダイレクト感は、クラスの平均レベルを大きく超える。

笹目二朗S.J.Sasame : valuation

オペルならではの生真面目な作り込み

ドライビングポジションはまずまず。シートは調整機構がいろいろあるから、ジックリ合わせるといい。操作系が全体に重めなのは古さを醸すが、生真面目感があるアシは骨太でいい。非常にパワフルなターボエンジンは自然で滑らかに回る。ただし、ワゴンゆえか音、振動がやや籠もるのが残念。

齋藤 聡S.Saito : valuation

リーズナブルさが魅力のドイツ車的スポーツワゴン

ちょっとゴツイかなと感じるくらい骨太な存在感のあるデザインと、底力を感じるターボパワーが魅力。しかも価格はライバルと比べるとグッと安くお買い得感がある。乗り味は適度にダンピングの効いたいかにもドイツ車的快適性を持つ。外観に中身が伴った充実したワゴン。あえて不満を言えばATが4速であること。
エンジンは1.8リッターおよび2リッターターボがラインナップ。車両の安定性を向上させるシャシー制御システム「IDS」を標準装備するほか、1.8スポーツ/2.0ターボスポーツには電子制御ダンパーも装備。スイッチ操作で任意にサス、ステアリングおよびスロットルをスポーティな設定に変更できる。5ドアハッチバックに比べ90mm長いロングホイールベースを採用し、広々とした室内スペースとクラス最大級の1590リッターというラゲッジルームも魅力。
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