シトロエンC2 1.6 VTR
CITROEN C2 1.6 VTR
ラテン系ハッチならではの爽快感を奇抜なカタチで

 ルポGTIと比較すれば、まさにラテン系丸出しの性格と言えるのがこのクルマ。好き嫌いがハッキリ分かれるであろう、奇抜なデザインにより存在感はサイズ以上。エンジンは、PSAグループで広く使われる1.6リッターで、パワー&トルクは110ps&15.3kg-m。ミッションは、「センソドライブ」と呼ばれる5速セミATのみだが、体感上の動力性能はルポを凌ぐ。この種のセミATとしてはクセも掴みやすく、ステアリングコラムのパドルを操作しながら積極的に走らせた時の爽快感はならではの魅力と言える。ただし足回りは相応に締め上げられており、フランス車らしいフラットな乗り心地は期待薄だ。価格は2,150,000円。
 



シトロエンC4クーペVTS
CITROEN C4 COUPE 2.0 VTS
強烈なデザインと「使える」作りのミスマッチも持ち味に

 日本に上陸した、フランス産高性能ハッチの最新作。その外観や特異なインターフェイス等、個性的という点にかけては近年のシトロエンの中でも傑出。その意味では、スポーツハッチというよりスペシャルティハッチと解釈する方が自然かも? パワーユニットは、プジョー206RCにも搭載される2リッターの直4DOHCで、パワー&トルクは180ps&21.0kg-m。組み合わせるミッションは5速MTのみで、走りは相応に活発。ハンドリングは回頭性の良さが印象的で、先代にあたるクサラVTSと比較すると乗り心地がマイルドな点も好ましい。室内空間が広いことも美点。ただし、ライバルと比較すると3,390,000円という価格は少々高め!?
 



ルノー・ルーテシア・ルノースポール2.0
RENAULT LUTECIA
RENAULT SPORT 2.0

モデル末期ながら、バランスの良さは依然として一線級

 ルーテシア(現地名クリオ)自体、もはやモデル末期の段階。しかし、そのパフォーマンスは依然としてトップクラスにランクされるフレンチ・ホットハッチの逸材。搭載されるパワーユニットは、169ps&20.4kg-mのパワー&トルクを発揮する2リッターDOHCだが、低回転域からフラットなトルクを発揮する扱いやすいキャラクターはいかにもルノー。ハンドリングは基本的に弱アンダー傾向に躾られており、切れ味の鋭さこそさほどではないものの、攻め込んだ時の安心感は高くコントロール性もハイレベル。乗り心地もマイナーチェンジ後の現行型(フェイズ2)になってフラット感に磨きがかかっている。2,782,500円。
 



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