Sedan&Wagonセダン&ワゴン

VOLVO
ボルボV50

V50

JAGUAR
ジャガーXタイプ・エステート

X-TYPE ESTATE

主流になりつつあるのはファッション性重視の
いまどきなワゴンである。


日本車がおしなべてミニバン化する昨今、ワゴンのニューフェイスはほとんどが輸入車となっており、しかも最近は実用一点張りではなく、ファッション性重視のワゴンが確実に増えている。そんな'04年を象徴するボルボとジャガーの2台のワゴンを俎上に載せよう。

リポート|島下泰久|Y.Shimashita  フォト|郡大二郎|D.Kori
 
容量派とスタイル派の二極化が進んでいる

 昨今のワゴンは、大きくふたつの方向性に分類することができる。ひとつがカーゴスペースの容量や使い勝手を重視したオーソドックスなモデル。そしてもうひとつが、ファッション性を第一義としたいまどきのワゴンである。
 誰もがプレミアムを叫ぶ今、目立つのは後者だ。今年の新車では、ジャガーが自身初のワゴンとなるXタイプのエステートを登場させたのが印象的だった。一方、前者に当てはまるのはオペル・ベクトラワゴンやルノー・メガーヌツーリングワゴンなど。こちらはいずれも、全長のみならずホイールベースまで延長することで、その本質的な魅力である積載能力をさらに高めてきたのが目を引いた。
 BMW5シリーズ・ツーリングも忘れてはならない。注目は自動巻き上げ式のラゲッジエリアカバーやオートマチックテールゲート等々、使い勝手を高めるアイディアを満載していたこと。これは昨年のEクラス・ステーションワゴンにも通じる傾向と言える。
 きっと今後、ワゴンは容量派とスタイル派の二極化がますます進むのだろう。そしていずれの流派も、商品性という面まで意識して、ラゲッジ回りに様々なアイディアを投入してくるに違いない。今年登場のワゴンは、そんな未来を予感させてくれたのである。



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