リポート|萩原秀輝|H.Hagiwara  フォト|郡 大二郎|D.Kori

 3シリーズの基本中の基本となるのがセダンである。4470mmというセダンとしてはかなりコンパクトなボディサイズながら、2725mmという長いホイールベースが大人4人にとって快適な室内空間を実現している。
 この巧みなパッケージングは、直列6気筒エンジンを搭載しても前後重量配分50対50を実現することに役立っている。フロントアクスルの位置は、6気筒エンジンの前から2気筒目のあたり。相対的に、エンジンが後ろ寄りに搭載されていることになる。
 ボディ剛性の高さも3シリーズの(というよりBMWの)基本であり、セダンからもそれが感じ取れる。ドアの閉まり感はもちろんのこと、フロアがシートを支える感じを意識してみるだけでも、他のクルマとの違いが分かるはずだ。エンジンをスタートしたとき、ステアリングやフロアが頼りなく震えることがないのだ。
 エンジンは、318iが2リッターの直列4気筒を搭載し143psを発揮。320i、325i、330iは直列6気筒を搭載し、それぞれの排気量と最高出力は2.2リッターが170ps、2.5リッターが192ps、3リッターが231psとなる。
 ミッションは5速ATが基本。Mスポーツ・パッケージの選択も可能で、オプションとして318iは5速MT、330iは6速MTを組み合わせることが可能。330iにはシーケンシャル式6速MTのSMGも用意されている。
 また、6気筒エンジン搭載モデルには装備類を充実させたハイライン・パッケージも設定された。
 

巧みなパッケージングにより、運動性能と居住性、快適性などをハイレベルで両立。Hi-Lineパッケージの場合は、レザーカメレオンインテリアとシートヒーターが装着される。
  写真は、'03年モデルから6気筒モデルに用意されるようになったHi-Lineパッケージ。スポーティさだけでなく、ラグジャリー感も演出する。

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