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ボルボといえばエステート。現行ならV70にトドメを刺す。
セダンのS60が認知されてきたとはいえ、
やはり日本においてボルボはエステートのイメージが強い。
しかしV70のバリエーションは基本7モデルと非常に多い。
お金の話を抜きにしても迷ってしまうのは事実だ。
ならば乗り比べてみよう、というわけでベストなV70は――。
リポート|吉田 匠|T.Yoshida フォト|望月浩彦|H.Mochizuki |
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S60という新種がデビューしたことによって、セダンもなかなかいいじゃないか、という認識が芽生えてはいるが、日本におけるボルボは、やはりワゴン中心のブランドというイメージが強い。
その傾向は240エステートあたりに始まり、740/760を経て、FFの850でひとつのピークに達したといえるが、現在そのポジションは、いうまでもなくV70に受け継がれている。
しかもそのV70には、実に多くのバリエーションがある。
エンジンの基本はすべてDOHC20バルブ直列5気筒2.4リッターで、標準型のV70が低回転型の140ps(103kW)、2.4が170ps(125kW)、2.4Tがライトプレッシャーターボの200ps(147kW)、同エンジンを積むフルタイム4WDのAWD、それと同エンジン、同駆動系を搭載し、オフロードも走れるように車高を高めたXC(クロスカントリー)とその豪華装備版XC2.4T、さらにハイプレッシャーターボの250ps(184kW)ユニットを積むT-5スポーツと、総計7モデルがラインナップされている。
これらに組み合わせられるトランスミッションはすべて5段ATで、少なくとも日本仕様にはMTは用意されていない。
今回はこの7モデルの中から、標準型V70、同2.4、同2.4T、同T-5スポーツ、同XC2.4Tの5台を集めて比較してみた。室内の居住空間やラゲッジスペースに関してはいずれのモデルもほぼ共通するから、ここでは主にドライビングしたときの走りの印象をリポートしてみる。
その結果、この5台の中からベストのV70、すなわち現代版ボルボ・ステーションワゴンの最良の一台を選び出して欲しいというのが、実は編集部からのオーダーなのだが、はてさて、これはちょっとした難問かもしれない。
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