

オペル・ザフィーラ
Opel ZAFIRA

真面目に造り込まれた
欧州製3列シートミニバン

リポート|笹目二郎|J.Sasame

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Profile


ザフィーラは、アストラのコンポーネントを利用して造られた3列シート7人乗りのモノスペース車だ。ベースとなったアストラに対し、ホイールベースは2695mmと若干ストレッチ。全長も4315mmとなり、ワゴンよりも25mmほど長くなっている。特徴的なのが多彩なアレンジを可能にした「フレックス・セブン」と呼ばれるシーティングシステム。左右独立となる3列目シートは、FFの駆動方式を採用することで得られるフラットなフロアを利用して床下に簡単に収納することが可能。また、3列目を床下に収納すれば、最大1705リッター(VDA方式)という、ワゴンに匹敵する機能的で広大なラゲッジスペースを獲得することもできる。搭載されるエンジンはZ18型の1.8リッター直4DOHCで、'01年モデルからはパワーを10psほどアップ。最高出力が125psとなり、より使いやすさを増している。

Impression


折り畳まれるシートの宿命で、シート自体はやや薄めのクッションを持ち、形状もスクエアで平板なもの。ただし空間を必要以上に狭めていないし、作りはカッチリと硬めで仕立てもよく、座り心地も悪くない。スライド量の大きな3列目を後方に下げ、中間を省略して使えば、ストレッチリムジン並みの空間も作り出せる。生真面目な作りは良くも悪くもドイツ的であり、例えばフィアット・ムルティプラ、ルノー・セニックのような、レジャーカー的な和みは感じられず、ビジネスツール的な雰囲気を醸し出している。
荷重変動の大きい用途を想定したサスペンションは、最初からやや硬めの設定だが、ダンピングよく空車でもそれほど不快な感じはない。だが、コーナーでは固めたなりの荷重移動も大きく、やはり全高1675mmという背の高さゆえの重心高の高さは感じる。
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積載を考慮したサスペンションは、最初からやや硬めの設定だが、ダンピングが効いていて乗り心地はそれほど悪くない。
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搭載するエンジンは1.8リッターのZ18型のみ。2001年モデルへと切り替わった際に、最高出力は115psから125psに高められている。 |
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インテリアのデザインや雰囲気は、一連のオペル車に通じる機能性を重視したもの。フロントシートの着座位置が高いことも大きな特色。「フレックス・セブン」と呼ばれるシーティング・システムを採用するシートは、アレンジの自由度が高く、様々な用途で使い分けることが可能になっている。
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アストラのコンポーネントの上に、ミニバンのボディを構築したザフィーラ。ボディサイズは全長4315×全幅1740×全高1675mm。 |
ZAFIRA
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| CDX |
1795cc/直4DOHC |
4AT |
¥2,890,000 |
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