

オペル・アストラ
Opel ASTRA

豊富なバリエーションが
魅力の実用的コンパクト

リポート|笹目二郎|J.Sasame

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Profile


アストラは、オペル車の中で一番ボディバリエーションが豊富だ。5ドアハッチバック、4ドアサルーン、2ドアクーペ、カブリオレ、ワゴンと揃う。ホイールベースは2615mmに統一され、それぞれリアのオーバーハングを変えて用途を満たすため、全長は異なっている。エンジンは1.6リッター/1.8リッター/2.2リッターと多彩。Z系4気筒という基本は一緒だが、2.2リッターは最近登場したアルミブロックである点が異なる。ボア×ストロークはすべて異なり、ピストンもコンロッドも共用していないが、いずれもロングストローク型となる。ギアボックスは、2.2リッターの5MTを除いてすべて4AT。ギア比はファイナルも含めて、ヴィータからベクトラまで統一されるのがオペルの伝統だ。ただ、さすがにタイヤサイズは185/65R14、195/60R15、205/50R16と使い分けられる。車重は1170〜1300kgと比較的軽めな設定。

Impression


ギアリングが同じことで不都合があるかといえば否で、エンジン回転の上限はほぼ6000rpm前後と同じだから、パワーが欲しければ回せばいいだけの話。むしろNコントロール機構だとか、Cd値に気を使った空力ボディなど、量産車でありながら常識的な試みや機能が満載されている点にアストラの特色を見出すことができる。設計開発にも十分な時間が費やされているから、造りはそれなりに量産車らしい軽妙なものでも、素直に乗ってみれば、フラットでしなやかな乗り心地や軽快な操縦安定性は十分満足できるレベルにあることがわかる。妙に凝らない、すっきりとした仕上がりも魅力。
実用車として見れば良くできているが、やや無色透明な印象が強い。それも万人に受け入れられるためと考えれば不都合はないし、趣味性や嗜好的なものを求めるならクーペやカブリオをどうぞ、ということなのだろう。ただし、日本では小型車枠から10mmほどはみ出してしまう全幅は惜しまれる。
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写真のアストラ・ワゴンのボディサイズは、全長4290×全幅1710×全高1515mm。シリーズの基本となる5ドア・ハッチバックは全長4110×全幅1710×全高1420mm。サイズとしてはコンパクトクラスだが、日本の小型車枠からは全幅が10mmほどオーバーしている。
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人間工学に基づたシート形状、無段階のチルト&テレスコピック機能付きのステアリングを全モデル標準装備とするなど、機能面が充実しているのもオペル車の特色。 |
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ワゴンのラゲッジ容量は通常で約480リッター、シートを倒せば最大で約1500リッター(ともにVDA法)を確保する。リアシートはダブルフォールディングによる6:4分割可倒式。スクエアな荷室形状で使い勝手は良好。 |
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写真の5ドア・ハッチバックのほか、ノッチバックのデザインと独立したトランクルームをもつサルーンもラインナップされる。 |
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基本的なレイアウトは全モデル共通。写真はワゴンCDのものだが、CDではウッド調のセンターパネルやシフトノブが標準装備さる。 |
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エンジンは100psの1.6リッターZ16XE型、1.8リッターから125psを発生するZ18XE型、アルミブロックを採用、147psとなる2.2リッターZ22SE型の3基。 |
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実用モデルが並ぶアストラだが、クーペは流麗なスタイリングや本革を採用するシートなど、趣味性の強いモデルとなっている。デザインワークを担当したのは、イタリアン・カロッツェリアの名門ベルトーネだ。 |
ASTRA
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| LS |
1597cc/直4DOHC |
4AT |
¥2,180,000 |
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| CD |
1795cc/直4DOHC |
4AT |
¥2,450,000 |
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| Sport |
2198cc/直4DOHC |
4AT |
¥2,690,000 |
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| Saloon CD |
1795cc/直4DOHC |
4AT |
¥2,540,000 |
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| Wagon LS |
1597cc/直4DOHC |
4AT |
¥2,330,000 |
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| Wagon CD |
2596cc/V6DOHC |
4AT |
¥2,600,000 |
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| Wagon Sport |
2198cc/直4DOHC |
4AT |
¥2,840,000 |
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| COUPE |
2198cc/直4DOHC |
4AT |
¥2,930,000 |
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