エフ・ビー・アール

FBR VOLVO V50 T-5

走り優先の機能系アイテムが
確実に効く!


超高級パーツやエアロパーツは他ブランドに任せて、徹底して走りに必要な機能パーツを開発し続けるFBR。
そんな職人的気質が反映されたボルボ用パーツが、いま高い支持を集めている。


リポート|尾島信一|S.Ojima(本誌) フォト|渡邉慎一郎|S.Watanabe
問い合わせ先=カムズ・ファクトリーTEL:0120-315-610



効果的なパーツのみを厳選してリリース


 '04年にカムズファクトリーが立ち上げたフライング・ブリック・レーシング、すなわちFBRは、機能系パーツに絞って開発を続けるボルボ・チューナーだ。突出した性能の付加によって車両のバランスを崩すことを嫌い、そのクルマに本当に必要な性能を有するパーツのみを提供する、という姿勢に好感が持てるジャパニーズブランドである。
  そのコンセプトを最も具現化したといえるのが、DFS(ダウン・フォース・スポイラー)だ。これは車体フロアの下面にボルトオンで装着する空力パーツで、アンダーフロアの走行風を整流することで効果的なダウンフォースを得ることができる。この技術はレースの世界でも頻繁に用いられており、70〜80km/hくらいから効果を発揮して高速走行時に格段の安定をもたらす。つまり、いたずらに足を硬めずとも安定感が得られるわけで、乗り心地を確保したままでパフォーマンスアップを図れるのだ。実際、スピードが増せば増すほどリアはピタリと安定し、車両は無類の直進性を発揮する。
  その他では、Sマフラーと6ポッド・キャリパーキットを装着。マフラーは触媒以降を交換するオールステンレス製で、音はきわめて静かでありながら踏み込めば乾いた質のいいサウンドを発生し、しかも嫌な籠もり音がまったくない。6ポッドキャリパーを備えるブレーキは、ノーマル同様のタッチから格段に安定した制動力を発揮する。どちらもストリートユースを前提に、確実にノーマル以上の仕事をこなす逸品だが、過剰な演出がまったくない点にもFBRならではのポリシーが伺える。

FBR×VOLVO V50 PARTS LIST
ダウン・フォース・スポイラー(DFS) 26,250円
Sマフラー 136,500円
6ポッド・キャリパーKit 273,000円


走りに必要な機能系パーツのみを提供するFBRゆえに、エアロ等のオプティカルパーツはラインナップしない。今回はV50の紹介だが、これらのパーツはV70をはじめとするボルボの他車種用も用意される。
高い耐久性を備える6ポッド・キャリパーはブルーの耐熱ペイントが施される。ドリルドのローター径は336mm。ストリートを前提とするだけに、タッチはノーマルライクでごく自然、それでいて効きは抜群。
ステンレスプレートにウレタンの羽根が付くDFS。車体下に流れる風を左右に散らすことで中央部に負圧が発生、その圧力差で車体が路面に引き寄せられるという仕組みだ。
Sマフラーのテール部は50mm幅で前後に伸縮可能で、オプションのエアロ装着車にも非装着車にも対応する。音量はノーマル並みに静かだが、音質は乾いたグッドサウンド。

こんなヒット・アイテムもあります!

マスター・シリンダー・
ストッパー

for V70/850
 V70の初期型および850用MCS(マスター・シリンダー・ストッパー)という、最新のボルボ用ではないがロングセラーを続けるヒットアイテムも紹介しよう。ブレーキの効き具合がウィークポイントといわれる初期型V70と850では、シリンダーを支えるボディパネルが経年変化により軟らかくなり、ブレーキを踏む力が逃げてフィーリングが悪化する傾向がある。その力を逃がさないための“つっかえ棒”が、このMCSである。アルミ合金を30mm厚で削り出し、ステンレスボルトを使用するなど高級感も漂う。地味ながら機能性に徹したFBRらしい機能パーツといえるだろう。なお、装着は純正オプションのストラットタワーバーを利用する。18,900円。
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