
MONROE:REFLEX
H&R:SPRING KIT
HPD:POWER PULLEY KIT

足回り再考&驚きのプーリー交換

これまで足回りに関してはサスキットの装着を中心にリポートしてきた。ゆえに今回のリフレッシュにあたっては、ショックとスプリングを別々にチョイスした。それがどんな結果になったかというと……、プーリー交換と合わせて報告しよう。

リポート|尾島信一| フォト|渡邉慎一郎|宮門秀行
問い合わせ先 ●テネコオートモティブジャパン(モンロー)TEL:045-942-5221●H&RジャパンTEL:03-3528-0036●ハンズトレーディング(プーリーキット)TEL:045-505-5777
取材協力=スタディ・045-476-3181/サンビームTEL:03-3709-4555
※掲載している製品、価格は本誌発売当時の情報です。 |
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快適仕様の足回りとプーリー交換で走りを一新

足回りをリフレッシュしようと思った。感触としてはまだ行ける気もした装着中のビルシュタイン・パフォーマンスキットだったが、すでに走行距離は4万kmを超えて、ショックアブソーバのヘタリが否めなくなってきたからだ。そこで方向性だが、今回はコンフォートを指向した。車高はほどほどに、適度なフラット感も欲しい。イメージとしてはMスポーツと標準系の、ちょうど中間の乗り味である。
チョイスしたのは、モンローのショックアブソーバ「リフレックス」。ニューモデルであるリフレックスは、プレミアム・ショックと謳うように、スタビリティと同時に上質な乗り心地も重視したコンフォートモデルだ。その特徴は、微低速でのピストンスピードを、より細かくコントロールするツインディスクテクノロジーにある。新設計ピストンや、全ての温度域で安定した性能を発揮するオイルを使用することで、微低速から低速域での優れたダンピングコントロール能力を発揮するのだ。
そして組み合わせるスプリングだが、実はこのチョイスには大いに悩んだ……というか、いまでも悩んでいる。おそらく、リフレックスのコンフォート性に一番マッチするのはノーマルスプリングだろう。でも、せっかくMスポーツのフルエアロを装着しているのだから、いまさら標準系のノーマル車高じゃぁねえ、というのは確かにある。カッコも追究したい、というのはモディファイの原点であるからして。
そこで達した結論が、H&Rのスプリングキットだ。これは車高がかなり落ちるタイプと、穏やかに落ちるタイプが用意され、選んだのは穏やかな方。ダウン幅はフロントが35mm、リアが25mmだ。写真では分かりにくいかもしれないが、実際はかなりの前傾姿勢となり、見た目の迫力は◎。リアがこれまでより上がったことで、マフラーを擦る機会はほとんどなくなった。
こうして一応の落としどころを得た足回りだが、その乗り味は予想よりも好ましいものだった。アッパーマウントも新調したことでステアリングインフォメーションは鮮明さを取り戻し、切り始めのレスポンスは良好、高速でのフラット感は申し分なし、といった具合。ワインディングでのキレは前任のパフォーマンスキットに譲るものの、タイト感とコンフォート性を上手にミックスさせたストリート仕様といえるだろうか。ただし、ノーマルスプリングとの相性も、いまもって気になってはいるから、機会があればその組み合わせもぜひ試してみたい。
もうひとつ、プーリーも交換した。プーリー交換で走りが変わるの? と思うかもしれないが、実際のところ相当変わる。ハンズトレーディングがリリースするHPDパワープーリーキットがそれで、パワステとウォーターポンプの交換用プーリーから成る。
そもそもプーリーとは、クランクシャフトの先端につけられているベルト車で、パワステポンプやオルタネーター等々を駆動するための動力伝達パーツ。HPDパワープーリーはアルミ製で、ノーマルよりも若干大きいことが特徴となる。つまりプーリーのレシオが大きくなるわけで、自転車のギアを想像してもらえば分かると思うが、少ない回転でよりたくさん回せるわけだから、エンジンにかかる負担が減る。
その結果、どうなるかというと、回転の勢いが増す。それは走り出しの推進力にハッキリ現れ、ちょうど低速トルクが増したような感覚だ。一度回転が落ちた後のアクセルオンでも、ヒュンという感じで回転の回復が明らかに速い。さらに、別売りでオルタネーターの交換用プーリーも用意されるので(適合車種要確認)、それも合わせるとさらなる効果が期待できる。
正直、プーリー交換でこれほど変わるとは思わなかった。たかがプーリー、されどプーリー、というわけである。 |
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モンロー・リフレックス(フロント19,950円/リア9,975円)にはマウンティングキットとプロテクションキットが別売りで用意される。ノーマル形状ゆえ推奨はノーマルスプリングだが、今回はH&Rのスプリングキットを装着(40,950円)し、アッパーマウントも交換した。 |
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取り付け作業は横浜のBMWショップ・スタディで(TEL:045-476-3181)。アッパーマウントの寿命はショックよりも長いことが多いが、工賃を考えたら同時の交換がベターだ。 |
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H&RスプリングキットのE46用には、フロント55mm/リア35mmダウンと、フロント35mm/リア25mmダウンの2種類が用意され、今回は後者をチョイスした。ご覧の通りのクラウチングスタイルを実現。 |
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足回り交換と同時にGスワットによるアライメント調整も。スタディで足回り交換をすれば通常価格よりも大幅な割引にて調整してくれるから、ある程度走っている車輌にはぜひお勧めしたい。ちなみにE46はトーイン傾向の車輌が多いという。 |
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HPDパワープーリーキットは、パワステ用/ウォーターポンプ用プーリーとベルトがセットされ、BMW用は50,400円〜166,950円。さらに効果を求める向きにはオルタネーター用プーリーも用意される(15,750円)。 |
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上段がHPDパワープーリー(アルミ製)で下段がノーマル(ABS樹脂製)。左からパワステ用、ウォーターポンプ用、オルタネーター用。パワープーリーの方が若干大きい。 |
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BMWのレース車両製作を得意とし、走り系のノウハウを豊富に持つ輸入車ショップ、サンビーム(TEL:03-3709-4555)にて取り付け。プーリーはエンジン前方部に集中している。 |
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E46の適合は323〜330、そしてM3。他は順次ラインナップ中で、ル・ボラン号に取り付けた320用も近々お目見え予定だ。なお、オルタネーター用プーリーは、オルタネーターのメーカーによって適合の可否が変わってくるので要確認のこと。
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