
YOKOHAMA:DNA S.drive

タイヤをSドライブに新調
ところでヤレ具合はどうよ?

「みなさん、お久しぶりです」編集部のテストカーとして活躍していた320iが、半年ぶりに再登場。もちろん、その間の経過は順調そのもの。現在のマイレッジはおよそ85,000kmにまで伸びている。今回は、それに伴い減りが気になり始めたタイヤを、ヨコハマのスポーツモデル「DNA Sドライブ」にスイッチ。相性をハギハラ・アドバイザーがチェック、併せてクルマのヤレ具合も確認した。

リポート|萩原秀輝|H.Hagihara|
フォト|郡 大二郎|D.Kori
問い合わせ先=横浜ゴム TEL:0120-667-520
※掲載している製品、価格は本誌発売当時の情報です。 |
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環境にも優しいスポーツタイヤ

久しぶりのル・ボラン号は、見た目に時間経過や走行距離の加算を感じさせない。ボディはツヤを保ち、サスペンションのローダウン具合も以前のままだ。スプリングは経年劣化によってヘタりが避けられないが、サスペンションをビルシュタインBTSに交換して4万kmを走行した現在も、ローダウンが進みすぎていないところを見ると機能的にも期待できる。
もっと驚いたのはインテリアだ。シート表皮は何度か変更しているので素晴らしい状態を保っているのは当然として、何も手を加えていない天井やトリム類にヤレがまったくない。ていねいなクリーニングを施せば、新車と大差ない状態に戻せるに違いない。
走りも、予想を超える状態を保っている。エンジンは、アイドリングから振動を感じさせず、マウント類の劣化がほとんどないことが明らかとなる。吹け上がりも相変わらずスムーズであり、高回転域はレブリミットの6400rpmまでキッチリ回る。パワーが落ちている感じもせず、ATも絶好調だ。ステップトロニックをマニュアル操作しても、瞬時の変速を実現する。 サスペンションそのものは、まったく問題がない。ただ、ブッシュ類は少しばかりヘタっているようだ。ブッシュ自体のダンピングが不足気味となっているらしく、荒れた路面でブルッという感じの振動が残ることがある。ただ、それが不快感に結び付くことはない。この点は、新調したタイヤの威力ともいえる。今回装着したのは、ヨコハマの新製品、DNAブランドのSドライブだ。スポーツ指向が強かったGPの後継モデルに位置付けられるが、このSドライブは従来の特徴に快適性を加味している。
新開発の「ナノ・パワーゴム」を採用することで、トレッドが路面の微細な凹凸に対しても柔軟に変化。それが乗り心地を向上させ、ウエット路面でのグリップも従来以上に確保するとのこと。しかも、大きなブロックを組み合わせたパターンデザインながら、タイヤの接地圧分布を均一化することで優れた静粛性も得ている。スポーツ指向が強いタイヤで問題になりがちなロードノイズの浸入を最小限に抑え、パターンノイズも気にならない。
それでいて、ドライ路面でのグリップもかなり高い。路面にシュタッと接地しているような印象があり、簡単には限界を超えそうにない安心感を備えている。だからといって、柔らかすぎる感じはまったくなく、ステアリング操作に対する応答性は正確そのもの。ステアリングを素早く切り込めば、その通りに鋭い応答性を発揮する。
さらに、DNAブランドはECOタイヤとしての役割も果たす。転がり抵抗の低減によって、燃費の向上が期待できるのだ。スポーツ指向が強いタイヤは燃費の代償を払ってグリップを稼いでいるようなものだが、このタイヤはそうした前提を覆す。ル・ボラン号の燃費の向上ぶりも、次の機会があれば報告できるはずだ。 |
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85,000km走っても、あまりヤレを感じさせない'99年式の320i。旧型のE36が同じ距離でだいぶくたびれていたことを考えれば、耐久性の進歩は格段といえる。しかも、あちこちイジってるのに。すごいぞE46! |
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DNA Sドライブは、DNAシリーズの第3世代としてデビュー。新開発のナノパワーゴムがグリップ性能と省燃費性を高次元で両立、耐摩耗性と静粛性にも優れている。高速道路では、グリップ力のみならず転がり抵抗の少なさをハッキリと体感でき、静粛性もスポーツタイヤとしては格段に高い。装着サイズは225/45R17、価格はオープン。
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