

ビー・エム・ダブリュー116i/118i
BMW116i/118i

素材の良さを堪能するなら

生産スケジュールの関係で日本上陸が遅れていた1シリーズのエントリーモデル、116iと118i。先行した120iだけでも販売は好調というから、昨年、ともに話題をさらったライバルのVWゴルフや、近々やって来るだろうメルセデスAクラスを盤石の体制で迎え撃つ準備が整ったというわけだ!

リポート|萩原秀輝|H.Hagiwara フォト|郡 大二郎|D.Kori
 

118iと120iはともに2リッターエンジン
 2004年、1シリーズは話題の中心に存在していた。注目度も高く、実際にショールームを訪れた人も多いだろう。ただし、120iの価格は366.5万円となり、単純にCセグメントのクルマとして判断すると、かなり高めの設定に思えてしまう。
もちろん、プレミアム感や性能を考えれば納得して余りある価格のはず。充実した装備も考え合わせると、Cセグメント他車との価格差はかなり縮まるが、それでもショールームを訪れて120iの価格を見たときには、(多くの場合はオプション価格も含まれているので)別のクラスのクルマのように思うかもしれない。
だが、それはいわば3シリーズの330iをいきなり見せられたようなものだ。よって1シリーズの本命は別に存在すると考えてもいい。そこに登場したのが、116iと118iで、価格はそれぞれ288.8万円と324.5万円となり、120iとの差はかなり大きい。もちろん、搭載するエンジンは異なる。基本的にはBMWの車名は1桁めがモデル名で下2桁はエンジンの排気量を表すが、例外もあるので注意したい。118iのエンジンは、1.8リッターではなく120iと同様に2リッターだ。
ここで整理をしておくと、116iのエンジン(N45B16)は排気量が1.6リッターでBMWの直列4気筒の基本となり、ダブルVANOS(吸排気バリアブル・カムシャフト・コントロール)も採用する。ちなみに、316tiのエンジン(N42B18A)は1.8リッターだ。
そして、1.6リッターの排気量を2リッターとし、バルブトロニックとバランサーシャフトを組み合わせたのが118iのエンジン(N46B18)。さらに、1.8リッターの吸排気系を変更し、DISA(共鳴吸気システム)を組み合わせたのが120iのエンジン(N46B20B)だ。つまり、120iが先に登場したので、116iや118iのエンジンは様々な機能が省かれているように思えるが、その成り立ちは実際には逆というわけなのだ。
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エンジンはともに4気筒DOHCで、116iが1.6リッター(115ps/15.3kg-m)、118iが2リッター(129ps/18.4kg-m)。118iは低燃費&ハイパワーを実現するバルブトロニックを装備する。 |
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試乗車の118iにはオプションの17インチタイヤ(205/50R17)が装着されていたが、タイヤが勝ちすぎている印象はない。骨太なハンドリングの中に素直さが光る味付けだ。 |
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