VOLVO ボルボXC70 2.5Tノルディック・エディション
XC70 2.5T
Nordic Edition

季節を問わずオススメ!

昨年末発売の「ノルディック・エディション」は、XC70に魅力的な装備を採用した限定車。その名前は「季節商品」的だが、内容を考えればオーナー予備軍は要注目と言える1台だ。

リポート|小野泰治|T.Ono(本誌) フォト|松本高好|T.Matsumoto



追加される装備はしめて110万円相当

「ノルディック・エディション」なる名を冠したボルボの限定車と来れば、たぶん門外漢はウインタースポーツ系の装備を追加した仕様と思うだろう。で、実車を見ていない人は、もしかするとお仕着せ臭いスキーラックやら似合わない“専用”ボディカラー、陳腐なデカールなどで飾った、いかにも「限定車でござい」的姿を想像するかもしれない。実際、このモデルは、今年3月末までの期間限定販売で、その意味で「季節商品」と言っても差し支えない。だが実際のところ、ことさらに冬をイメージさせる部分はなく、装備されるのは1年を通じて利用できるアイテムがほとんどだ。
  ベースは、現行型で最初のビッグチェンジとなった'05年モデルのXC70 2.5T。これにベーシックパッケージ(バイ・キセノンランプ、サンルーフ、電動アジャスト付きレザーシート、ハイスペックのオーディオ)を組み合わせ、フロントフォグやルーフスポイラー、ウッドステアリング、ラゲッジカバーを追加。さらに、ボディカラーはノーマルより4色多い全10色で、インテリアカラーも4色から自由に選べる。つまり、限定車といってもお仕着せがましい部分はなく、ユーザーが好みを反映させつつ充実した装備を満喫できるのがノルディック・エディションというワケだ。
  もちろん、走りはノーマルと変わらない。今回の試乗会場は旭川だったが、XC70は所々で雪道に遭遇する状況でも実に頼もしい。余裕タップリの地上高と穏やかな操縦性、必要にして十分なパワー、そして室温管理が秀逸なエアコン等、ならではの魅力が十二分に満喫できた。ちなみにこのノルディック・エディション、110万円相当の装備を追加しながら価格はノーマルより1万円安い。ホンキでXC70に惹かれている人は、いまがチャンスだと思う。
 
  3スポークのウッドステアリングは、シリーズ初の装備。'05年モデルは、センタースタックを新デザインとして質感を高めたりセンターハンドグリップをアルミ製にするなど、細部に渡ってリファインが施されている。
  '05年モデルで、平成17年排出ガス基準50%低減レベルを達成している2.5リッターターボ。扱いやすい特性は「ならでは」の美点。
  旭川に持ち込まれた試乗車のタイヤは、ミシュランの「X-ICE」に換装済み。自然なグリップ感は、所々にアイスバーンが隠れた路面でも好印象。
  前後のスキッドプレートが新デザインとなり、バンパー類の意匠も変更。より逞しくなった'05年のXC70。機構面もスタビリティコントロールのDSTCやブレーキアシストが標準化、助手席エアバッグカットオフスイッチが無償オプションになるなど、一層充実。
VOLVO
XC70 2.5T Nordic Edition
■全長/全幅/全高(mm)
4760/1860/1560
■ホイールベース(mm)
2765
■トレッド(前/後)(mm)
1610/1550
■車両重量(kg)
1710
■エンジン形式/種類
B5254/直5DOHC20V+ターボ
■排気量(cc)
2521
■最高出力(ps(kW)/rpm)
209(154)/5000
■最大トルク(kg-m(Nm)/rpm)
32.6(320)/1500-4500
■トランスミッション
5AT
■サスペンション(F:R)
ストラット/コイル:
マルチリンク/コイル
■ブレーキ(F:R)
Vディスク/ディスク
■タイヤ(ホイール)
215/65R16(7J)
■東京標準現金価格
¥5,770,000
問い合わせ先
※上記スペックは本誌発売当時の値です。
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