[アルファ・ロメオ・アルファGT]
「結局その中身は156じゃん?」とスズキくん。
「アルファのクーペだからこそ価値がある」とタナカくん。
どちらの見解も正しいけれど、スズキくんはちょっと間違い。
確かに基本は156だけど、特に2.0JTSってばアンタ
相当進化していい味出してるんですかルァァ……残念!
いつまでも前のまんまのJTSだと思ってるなよ斬りッ!!
アルファGTの導入当時、ブレイクしたんですよコレ(汗)。
解説|松村俊司|T.Matsumura  フォト|郡大二郎|D.Kohri
[Vehicle Data]
■輸出国:イタリア ■生産国:イタリア ■排気量:2〜3.2R ■価格:¥4,389,000(2.0JTSセレスピード)〜¥5,439,000(3.2 V6 24V)
■撮影車:2.0JTSセレスピード・エクスクルーシブ(デイトナブルー/¥4,536,000)  ※価格はオプションを除く
※上記スペックは本誌発売当時の値、価格は税抜き価格です。


 
   アルファGTは、155に引き続いてアルファブランド完全復活の礎となった156の2ドアクーペ版。機械的なコンポーネンツは100%に近いまでの共用だから、156において熟成が図られている点では信頼がおける一方、新しさと独自のキャラクターを見出しにくいクルマでもある。
  ただし、それはアルファ・ロメオなる商標とその背景に惹かれなければの話。アルフィスタにとってGTを名乗るクーペモデルの復活は、'60年代から始まった旧黄金期の追体験と新たなページの始まりを期待させるウエルカムな出来事。揺るがぬスポーティブランドとしての再認識を望むアルファ・ロメオが展開する、ミラノ発レコンキスタ運動の一環でもあるのだ。
  アルファGTのデビューは'03年のジュネーブ・ショー。年末にはヨーロッパでの販売が開始され、国内導入は'04年6月にスタートした。2.0JTSとその装備を充実させたエクスクルーシブ、3.2V624Vの3グレード構成。2リッターはセレスピードのみで、5MTがない点が156とは異なる。
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