OKADA PROJECTS:Air-Carbon

ある意味最強最良の
エアインテークシステム


交換用イグニッションコイルのプラズマダイレクトが、BMWユーザーの間で超人気となっているオカダプロジェクツ。その新製品、エアカーボンがなかなかの逸品だという。早速ル・ボラン号320iに装着してみた。

リポート|尾島信一|S.Ojima(本誌)| フォト|宮門秀行|H.Miyakado
問い合わせ先=オカダプロジェクツTEL044-822-3341
※掲載している製品、価格は本誌発売当時の情報です。
なにより低速トルクが落ち込まない点が○

 まずは断言してしまおう。オカダプロジェクツのエアカーボンは、非常に優れものである。と、のっけからテンションが上がってしまうほどに、エアカーボンはエアインテークものとして純正との違いをハッキリ体感できた。
  その効果の秘密は、長めのカーボンパイプにある。純正のエアクリーナーBOXを取り外し、そこにフロントバンパー下部まで届くカーボンパイプを配し、先端にはK&N製のエアフィルターを装着する。大ざっぱにいえばそんなシステムなのだが、実はこの配置が良いことずくめなのである。
  まず、吸入位置がエンジンから遠いため、冷たいフレッシュな空気を採り入れることが可能だ。空気というのは熱せられるとその濃度が薄くなり、逆に冷やされると凝縮して濃度が上がるものなので、どちらがより点火に有効かといえば、それは冷たい空気のほうに決まっている。
  さらにカーボンパイプがチャンバー効果と同じ役割を果たすため、トルクが落ち込まない。つまり直付けタイプと違って、長いパイプを通すことで上手く空気をため込んでいるわけである。もちろん吸入抵抗は純正よりも大幅に削減されているから、直付けタイプ同様高回転の伸びも期待できる。
  パイプには、ウェットタイプよりも熱に強く、強度もあり、さらに軽量なドライカーボンを使用する。なぜ今までなかったの? と不思議なくらいメリットが多いのだが、実際装着してみると純正との違いは明らかだった。
  まず、低回転のトルクが落ち込まないどころか、純正よりも若干トルク感が増した。低速トルクが心許ない初期型320だけに、これは非常にありがたい。そこから回転を上げていくと、全域でトルク&パワー感が増していることを確認できる。エアフィルターでこれほど効果を確認できるのも珍しい、と思わず舌を巻いてしまうほどだ。そう、このエアカーボン、回転フィールが繊細なBMWでこそ試してほしいシステムなのである。
 
  データで確認しても、確かに全域でパワー&トルクが増している。パワーは4〜5000rpm、トルクは2〜5000rpmでの増強が顕著。実際、アクセルひと踏み目からその違いをハッキリ体感。
  エアカーボンの配置は、タイトルフォトを見てもらえば一目瞭然。なお、キセノンヘッドランプ仕様はバラストを移設する必要があり、その移設ステーも付属する。
  これがドライカーボン製のパイプ。カーボンは断熱性が強いから、冷たい空気の取り入れを目指した同システムには、まさにうってつけの素材だ。
  適合は3シリーズ(E46)の6気筒エンジン搭載車(M3は除く)。カーボンパイプ先端に装着するエアフィルターはK&N製となる。なお、現在はE36用も開発中だ。価格は72,450円〜78,750円。
  Mスポーツ・バンパー装着車とクーペには、ダクトからの水の進入を防ぐために付属のカバーを装着(若干の加工が必要)。もちろん空気の流れは妨げない。



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