2004 PARIS MONDIAL DEL'AUTOMOBILE

2004パリ・サロン・リポート

TOYOTA D-40 Clean Power Concept
トヨタD-40クリーン・パワー・コンセプト

ユーロ4規制を大幅に下回るNOx、PM排出量


トヨタは、来年にも生産開始するというディーゼルを、D-40クリーンパワーコンセプトという形で発表。1.9〜2.2リッターカテゴリーのディーゼルエンジンとしては、世界最低のNOx、PM(粉塵)排出量で、しかもパワーは180ps、最大トルクは40.8kg-mだ。キーテクノロジーは、ピエゾエレクトロニック・インジェクター。これが非常に細かい制御を可能にして、排ガスの低減と高出力に貢献しているという。
 
LEXUS LF-CレクサスLF-C

次のレクサスISはこんなデザインになる


トヨタのレクサス・デザイン部門が次のISを想定、形にしたデザインスタディ。'03年の東京ショーで示された“LF-S”、“LF-X”に続く3度目のコンセプトだ。テーマは4シーターで、ルーフがメタルトップのクーペ&カブリオレ。レクサスISの新しいデザインの方向性を示すものとしている。オリジナルデザインは、アメリカのCALTYの手になるもの。ちなみにレクサスISとは日本名アルテッツァ。
 
NISSAN Toneニッサン・トーン

走りも忘れないファミリーパパのために


テーマは、ミニMPV。家族も運ばなくてはならないが、運転の楽しさも忘れたくないというドライバーのためのクルマだという。ボディは4055×1705×1542mmというサイズだが、ホイールベースは2600mmと長く、その高さもあって室内のスペースはかなり広い。もちろんコンセプトだが、その完成度はきわめて高く、近くなんらかの形で発売されるかもしれない? 昔バリバリ走ってて、いまでもその熱き魂を心に宿すお父さんへ、近い将来ニッサンからの最高のプレゼントとなるのだろうか。
 
NISSAN Pathfinderニッサン・パスファインダー

アメリカ生産ではなくスペイン生産のオフローダー


アメリカ製の輸入かと思いきや、ニッサンのスペイン工場製。実は、'03年のフランクフルト・ショーに登場していたショーカー、“デューンホーク”がデザインのベースとなっている。エンジンは、直4・2488ccのディーゼル・ターボで、最高出力は174ps。ミッションは5速AT/6速MTの2種。エクストレイル同様のオールモード4輪駆動システムで、状況に合わせた走行モードの選択も可能。
 
HONDA FR-VホンダFR-V

コンパクトMPVエディックスが早速登場!


特異な横3人掛けシート、また多彩なシートアレンジが可能なことで、日本でも注目されているエディックスが、ヨーロッパではFR-Vというネーミングで発表された。ご存知のように、欧州はようやくMPV、ミニバンの類が認知されるようになって、販売台数が急伸しているだけに、ホンダとしても導入を急いだ模様。事実、ショー会場では報道関係者の関心を呼び、人だかりが絶えなかった。
 
MITSUBISHI Colt CZ3ミツビシ・コルトCZ3

量産モデルとして登場したコルトの3ドア


今年のジュネーブ・ショーの段階では、まだコンセプトとされていたコルトの3ドア版が、量産モデルとして登場していた。CZ3の名が与えられたこのクルマは、5ドア版と少しサイズが異なって、全長で60mm短い3810mm、全高で30mm低い1520mmとなっている。全幅は変わらずの1695mmだ。やはり、'01年に登場したコンセプトカー“CZ2”と共通するものがあり、なかなか魅力的なたたずまいだ。
 
SUZUKI Swiftスズキ・スイフト

ヨーロッパでヨーロッパのために


パリ・サロンに登場した日本車の中で本当のブランニューだったのは、このスイフトだ。デザインは、従来モデルに比較すると3ドア、5ドアとも大幅に洗練されたもので、日本でも好評を博しそう。フォトでお見せできないのが残念だが、インテリアデザインもスッキリとして好感が持てるものだ。実はこの新型、ヨーロッパでリサーチ、デザインされたものだとか。ボディサイズは全長3695×全幅1690×全高1500mmで、ホイールベースは2390mm。エンジンは1.3リッターと1.5リッターのガソリン、1.3リッターのディーゼル3種となる。
 
SUZUKI Swift Super 1600
スズキ・スイフト・スーパー1600

これなら優勝効果が出そう!?


スズキは早速、スーパー1600用のマシンも展示。ジュニアWRCで大活躍を続けるイグニスは、ご存知のようにヨーロッパ生産スイフトの別名。したがって、スズキがその気になればスイフトの名でジュニアWRCに参戦することもできるはずで、それを望むファンも少なくないのではなかろうか。世界を相手に活躍するスイフトを、ぜひ見てみたいものである。
 



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