2004 PARIS MONDIAL DEL'AUTOMOBILE

2004パリ・サロン・リポート

MERCEDES-BENZ Vision B
メルセデス・ベンツ・ヴィジョンB


メルセデスがクロスオーバーでCセグメント攻略!?


スポーツ・ツアラー・コンセプトに基づくコンパクト、ヴィジョンBは、このショーが初お目見えであり、しかもそのサイズがゴルフやアストラなどのCセグメントに入ることから、ヴィジョンR以上の注目を集めた。Aクラスのサンドイッチ構造のプラットフォームを借用、その上に全長4270mm、全幅1778mmというサイズのボディを構築する。エンジンは、排気量を明らかにしていないが、新しい4気筒ディーゼル(140ps、30.6kg-m)を搭載しているという。すぐにでも出せそうな仕上がりだ。
 
MERCEDES-BENZ Vision R
メルセデス・ベンツ・ヴィジョンR


ドンドン現実味を帯びてきた
スポーツ・ツアラー・コンセプト


'02年に発表されたスポーツ・ツアラー・コンセプトが、いよいよ現実味を帯びてきた。このヴィジョンR(ヨーロッパ・バージョンとしている)は、デトロイト・ショーに登場したものとはまた違い、ホイールベースが235mm短い2980mmで、ボディ全長は4922mm。4+2シーターで、やはり様々な使い方ができることをアピール。エンジンはV6ディーゼル(218ps、52.0kg-m)を搭載するという。ボディの陰影が強いのは、“ALU-BEAM”ペイントという光輝度が実現できる塗装を使うため。
 
  “ALU-BEAM”ペイントのおかげで現実味が薄れてしまっているが、クルマ自体の完成度は、ご覧の通り、もういつでも生産化できるというところまできている。
MERCEDES-BENZ CLS 55 AMG
メルセデス・ベンツCLS 55 AMG


優美なスタイリング、驚くべき高性能
このギャップが魅力


CLSに早速、AMG版が追加された。エンジンはお馴染みのスーパーチャージャーを装着した5.5リッター(470ps、71.4kg-m)で、最高速は例によって250km/hにとどまるが、0〜100km/hが4.7秒、0〜200km/hが16.1秒という俊足を誇る。もちろんAMGはエンジン以外にも多岐に渡って手を入れていて、AMGスピードシフトの装備をはじめ、タイヤ&ホイールは18インチ(F255/40、R285/35)に、ブレーキも大径化。エアマチックDCも、もちろん最適化している。外観をあまり変えていないのも、好印象!?
 
SEAT Toledoセアト・トレド

アルテアに続くスタイリッシュ5ドア


VWグループの一員であるセアトは、同社のモデルレンジでトップに位置するトレドをフルモデルチェンジ。エンジンは、FSIではない1.6リッターとFSIの2リッターの2種。A3やゴルフと同じシャシーを使いつつも、全高を1572mmと高くして、居住性の高さ、使い勝手のよさを求めている。ミニバンに近い成り立ちだ。しかし、ウォルター・ダ・シルヴァの影響下にあったと思われるデザインはかなり魅力的。
 
SKODA Octavia Combi
シュコダ・オクタビア・コンビ


コンセプトはライフスタイル・エステート


やはりVWグループの一員であるシュコダは、今春にA3やゴルフと同じシャシーの新型オクタビアを発表しているが、矢継ぎ早にエステートボディを追加してきた。その開発コンセプトは“ライフスタイル・エステート・カー”。ハルデックスを使う4WDモデルも同時発表。ラゲッジ容量は通常の状態で580リッター。リアシートを倒せば1630リッターとなる。
 



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