
サーブでは、向こう5年を目途に、世界的な販売台数を20万台プラスに引き上げることを目標とし、販売拠点の拡大をはじめ様々な取り組みを始めている。ひとつは、欧州市場での競争力強化に向けた、ディーゼルエンジン開発への取り組みだ。欧州のガソリン車のみの市場では、9-5エステートが市場の2割を占めているだけに、ディーゼルエンジン強化が欧州市場での競争力強化に繋がるというのは大いに頷けるところではある。現行ラインナップのみならず、今後世界的に展開されることになるであろうモデルの競争力強化のためにも、早急なディーゼルエンジン開発の必要性をピーター・オーガストソンは感じているようだ。
そして、今後の躍進における重要なカギとなるのは、9-5の後継モデルだ。いま欧州で注目度の高いクロスオーバービークルを睨みつつ、開発を進めるのが今後のサーブの課題といえるだろう。事実、9-5と9-3スポーツセダンの類別化が曖昧になってきているのは社内でも認識されていて、きちんとした棲み分けをするためにも、今後9-5はよりエンリッチさせ、より大きなサイズにする方向で検討が進められているという。いまや、GMグループが抱える莫大な素材から最適なモノをチョイスして組み立てられるだけに、次の9-5がどのようなカタチで現れるのかが非常に楽しみなところでもある。
 
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Peter
Augustsson:
vice president of GM Europe& CEO of Saab Automobile
AB.
<サーブ躍進のカギを握る、欧州のディーゼル市場>
「欧州市場全体の75%を占めるディーゼル市場で、競争力強化を図ることが大切。現状では、約半分のモデルにしかディーゼルエンジンを用意できていないが、9-3用に新開発した1.9リッターコモンディーゼルを筆頭に、フルレンジでのエンジン開発を目指す」そう述べたのはサーブ社会長兼GMヨーロッパの副社長を務めるピーター・オーガストソンだ。 |
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Saab
Main Gate @ Trollhattan & Marketing Department
@ Gothenburg
<ヘッドクォーターで今後の展開を聞く>
トロールハッタンにあるサーブ本社および、ヨーテボリにあるデザイン/セールス/マーケティング本部にてサーブの現状と今後の展開を取材。昨年の総販売台数は13万台だが、今後の目標販売台数は20万台プラスだという。 |
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Dealer:Saab
Ana Trollhattan.
<世界的なディーラー網拡充も重要なトピック>
世界的な販売網拡充にも力が入れられており、特にアジアのマーケットでは、オーストラリアと日本、そして中国市場が重要視されている。オーストラリアでは今年、'03年の販売台数2700台を上回る3000台以上を目指す。中国では'01年からディーラーネットワークの拡充が図られており、3年以内には年間で3000台を販売可能な体制を整えていくという。 |
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