アーキュレーといえばメイド・イン・ジャパンの輸入車用マフラーメーカーとして人気。
今回紹介するのは試作のフルチタンマフラーを組み込んだミニ・クーパーSだが、その完成度の高さには正直驚いた。

リポート|山城利公|T.Yamashiro フォト|渡邉慎一郎|S.Watanabe
問い合わせ先=アーキュレー TEL:045-546-7301
取材協力=クリムソン TEL:06-4800-6688/エスアンドカンパニー TEL:06-6436-0236

 BMWやアルファ・ロメオなど、輸入車をメインターゲットにしたマフラー・ブランドとして有名なアーキューレーが、ミニ・クーパーSをベースにしたコンプリートカーを製作したとの一報が編集部に。早速、そのパフォーマンスのほどを確かめるべく、横浜のファクトリーへと足を運んだ。
 取材当日、現場に到着してみると、すでにリフトアップされ撮影が始まっていた。その邪魔にならないようボディ下を覗き込むと、ステンレスとは明らかに異なる鈍い輝きを放つマフラーが目に飛び込んできた。レース界では常識だが、アフターマーケットではまだ珍しい“チタンマフラー”だ。
 もちろん、今回の主役はチタンマフラーなのだが、よく観察してみるとカーボン製パーツが装着されていることに気づく。聞けば、最近アーキュレーではマフラーの良さを引き立てる、機能パーツの開発を積極的に行なっているとのこと。30年以上にわたりマフラーの開発・製作を手掛けてきた匠の技が活かされていたパーツだけに、信頼性やクオリティの高さにはみじんの翳りもない。
 ひと通り撮影が終了しいざ出陣。アイドリング状態では、マフラーが変わっていることを意識させるような派手な演出はない。そこにアーキュレーならではのこだわりと、セッティングノウハウの高さが伺える。徐々にスロットルを開け加速していくと、チタン特有の乾いたサウンドを響かせ一気にタコメーターの針を上昇させていく。実に心地よい瞬間だ。
 ノーマルだと、リミットに近づくにつれ回転の上昇が重くなる印象があるのだが、スムーズに吹け上がってパワー感も失われていない。往年のクーパーを彷彿とさせる元気な走りっぷりだ。
 発売時期はまだ未定とのことだが、ぜひラインナップに加えてもらいたい逸品だ。
 
チタン製スポーツマフラーは試作だが、反響次第では販売も検討中。中間パイプとエンドマフラーのセットで、同社のクーパーS用オールステンレス・スポーツマフラー(145,000円/写真)と同形状。出口は90φの2本出し。
マフラー以外では、カーボン・エアダクト(49,000円)、カーボン・リアウイング(95,000円)、カーボン・リアディフューザー(65,000円)、ブレーキローター(F:40,000/R:38,000円)をリリース。その他スタディ・コンピュータチューンなどが組み込まれる。
  ホイールは、クリムソンの輸入車用サイズも豊富な高剛性・鍛造軽量ホイール「レーシング・スパルコNS06 Cheetah」。装着サイズは7.5JJ×18。オフセットは+38、PCDは100。52,500円



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