
IONASPORT:QUATTRO CORSE CLUBSPORT Type-D
MICHELIN:PILOT SPORT PS2

いわゆるチューナーサイズを試す

17インチでセットアップしたル・ボラン号の足。
だからして、現在の225/45R17というタイヤサイズは当然ベストマッチング。
もちろん分かってはいる。しかし大口径の見栄えはやはり捨て難い。というわけで、今月は思いきっての18インチである。

リポート|萩原秀輝|H.Hagihara|尾島信一|S.Ojima(本誌)
フォト|水野孔男|Y.Mizuno
取材協力=日本ミシュランタイヤTEL03-5210-2839/イオナスポーツTEL03-5481-5900/スタディTEL045-476-3181
※掲載している製品、価格は本誌発売当時の情報です。
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見栄え重視でリア255をチョイス

今回の装着ホイールサイズは、チューナーのデモカーが頻繁に装着しているフロント8.5×18、リア9.5×18。タイヤはフロント225/40ZR18、リアが255/35ZR18だ。
気分的には、もう相当にイケイケ。落としどころとしては、前後とも225/40ZR18が自然なのだが、装着をお願いしたスタディによれば、「ノーマルのMスポーツがリア245なのに、インチアップして細くなるのは納得しかねる!」というユーザーも相当数とのこと。確かにその気持ち、分からなくもない。ただしE46の場合、リアに255を履くならフェンダーのツメ折りが必要となる。そこを納得できるなら、の条件付きでこのサイズもあり、というわけだ。
チョイスはホイールが前々号で紹介した通り、イオナスポーツの鍛造フィンスポークモデル「クワトロコルセ・クラブスポーツ・タイプD」。フロント8.2kg、リア9.2kgという超軽量っぷりが嬉しい。タイヤはミシュランのニューモデル、パイロットスポーツPS2。というわけで以下、17インチ派(笑)アドバイザー、ハギハラさんのインプレを靖磨B
E46の潜在能力は18インチも履きこなす

ハギハラだって本音はイケイケなんだよね。でも、ここで「サスはシャコタン、タイヤはツライチで決まり」ってリポートしたら、それで企画が終わってしまうでしょ。そこで、アドバイザー役を引き受けた限りは、建前重視で17インチにこだわっているわけ。
むしろ、BMW自体がイケイケなのかもしれない。純正アクセサリーとして同サイズのタイヤを用意しているのだから。ゆえに、そもそもE46はこのサイズを履きこなせる潜在能力を備えている。ただし、ホイールサイズのリム幅が純正アクセサリーよりも、フロントで0.5インチ、リアが1インチもワイドとなる。だからリアがフェンダーに当たってしまうのだろう。フロントは許容範囲としても、リアは少しばかり心配(タイヤとしては10インチまでは許容範囲)になる。
ところが、走らせるとリアを極端にワイド化したことによるハンドリングの乱れが一切ない。リアタイヤがクルマとしてのスタビリティを稼ぎ出し、その余裕でフロントがクイッと気持ちよく向きを変えるようになっている。つまり、ハンドリングの気持ちよさも向上していたわけだ。
その理由として、現在組み合わせているビルシュタインが走行距離的に最もオイシイところに達したことも影響していそうだ。路面の追従性が増している感じがするので、タイヤの性能を有効に引き出すことができたのだ。装着したミシュランのパイロットスポーツPS2自体も、コーナリング中の横Gが大きくなると接地面積が拡大するバリアブルコンタクトパッチと呼ぶ構造を採用し、その効果も見逃せない。
驚くことに、接地感は硬すぎない。リムを拡げるとタイヤの剛性は上がるがダンピングが損なわれる傾向にあるが、このサイズまでなら問題はないようだ。タイヤ自体も、構造的に適度なしなやかさを備えているのだろう。
さらに、優れた静粛性も獲得。スポーツ指向が高いタイヤの中では、このPS2の静粛性はトップレベルに達している。タイヤの外側と内側のブロックの数を変えるバイディストリビューションをトレッドパターンに採用する効果と考えていい。パターンノイズはほとんど聞こえず、段差を踏み越えたときの打音も控えめだった。イケイケの設定も、ケガの巧妙ということか?
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イオナスポーツの鍛造モデル「クワトロコルセ・クラブスポーツ・タイプD」。18インチとは思えない軽量ぶりが、バネ下重量の低減に貢献する。価格はフロント8.5×18が83,000円、リア9.5×18が85,000円。 |
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リアのツメ折りはスタディに依頼。同店でホイール購入の場合、作業代は無料。持ち込みは片側10,000円が目安(要相談)となる。 |
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オフセットはフロントが38、リアが45。車高の低さも手伝って、ホイールハウスとタイヤの隙間がほとんどなく、見事なまでのツライチっぷりがレーシーだ。
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走りのバランスでいえば17インチが理想だが、見た目のカッコ良さではご覧の通り18インチに止めを刺す。やはりBMWにはフィンタイプが一番似合う、と個人的には思う。 |
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デビューしたてのミシュラン・パイロットスポーツPS2。初代の高性能ぶりがさらに進化。グリップ性能、コントロール性、乗り心地、さらには静粛性までが一級品。価格はオープン。 |
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| 装着のビルシュタイン・パフォーマンスキットもこなれてきて、18インチでも心配したほどバタバタ感はない。タイヤの性能を有効に引き出し、フロントの入りもスムーズだ。タイヤ自体のしなやかさも見逃せない。 |
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