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BMWの主要チューナーの多くがドイツ発である中、レーシングダイナミクス(RD)はイタリア発のチューナーとして異色の輝きを放ってきた。
その優れたデザイン力により人気を獲得してきたRDだが、そのアドバンテージは現在でも変わらない。
リポート|福島 仁|H.Fukushima フォト|渡邉慎一郎|S.Watanabe
問い合わせ先=阿部商会 TEL:03-3233-2212
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数ある本場ドイツのBMWチューナーズブランドを向こうに回し、異色のイタリアンブランドとして君臨する「レーシングダイナミクス」は、BMWオリジナルのスタイルを崩さず、ノーマルの良さを生かしたクールでスタイリッシュなデザインで高い評価を受けてきた。今回は、そんな同社からリリースされた最新のE65/E66・7シリーズ用パーツ、X5用パーツ、E46・3シリーズ用パーツをはじめ、従来から高い人気を誇るE39やE36のパーツを装着したデモカーを一挙に紹介するとともに、そんな同社の歴史を簡単に振り返ってみることにしよう。
レーシングダイナミクス社は、先述のようにイタリア・ミラノに拠点を置くブランドとして出発。BMWの持つオリジナルの雰囲気を損なうことなく、ラテンの香り漂う独特の雰囲気に仕立てることで人気を獲得してきた。
同社のスタートは'80年、イタリア人のフェデリコ・パヴォンチェリ氏によって創設された。当時の彼は、まだ大学の学生であったというから驚いてしまうが、やはり才能ある人物は若くともその才能を発揮できてしまう、ということなのだろう。
彼は大学に通うかたわら、いかにしてBMW車のパフォーマンスを向上させるかを常に考えており、それが進展して生まれたのが、レーシングダイナミクス社というわけなのだ。'83年には、家紋であるゴールドの孔雀とブルーの羽根をモチーフに自社のロゴマークを製作し、正式に同ブランドのロゴマークとして採用。これが現在までレーシングダイナミクスのエンブレムとして使用されている。
また、同じく'83年、ボッシュ・モトロニックDMCを使用したK23MOTOR、K27MOTORを発表。その後、'86年にはE30、E24用のエアロパーツの開発を開始し、本格的なビジネスを始めるために、同じミラノ市内に活動拠点を移す。そして、翌'87年4月には「レーシングダイナミクスSRL」を設立するに至る。
また、同年にドイツで開催されたIAAフランクフルト・ショーでは、E32のデモカーで一躍脚光を浴びる。そのクルマには、ポリウレタン製のエアロパーツ、17インチのマグネシウムホールが装着され、外観だけでなくパワーユニットにも262psを発揮するK35チューンが施されていた。
その一方で、同社は'93〜'95年まで、イタリア・ツーリングカー・チャンピオンシップにシリーズ参戦するなど、レース活動にも専念、常に新しい挑戦を続けてきた。その後は、アメリカにも拠点を広げ、さらに活躍の場を広げる。そして'04年からは、いまだに全貌は明かされていないものの、また新たなプログラムを計画しているという情報も聞こえている。
というわけで、そんな歴史を持つレーシングダイナミクスのエアロパーツは、やはりどことなくレーシーな雰囲気を漂わせているのが特徴だ。なかでも現在、絶大な人気を誇るのが「トルネードシリーズ」だ。現時点でE46、X5、E65/66に設定されるトルネードは、フロントバンパーにプロジェクター風のライトが収まる穴が特徴的。しかし、後付けしたというような感じはなく、ノーマルかと思えるぐらいに自然とBMWのラインにマッチしているところも人気の理由だろう。その他、E36、E39、E38に関しても、エアロパーツやホイールなどが豊富にラインナップされる。
こうしてデモカーを並べてみると、あらためてそのラインの美しさと、オリジナルフォルムとの調和の妙に魅せられてしまう。やはりレーシングダイナミクスのアイデンティティは、イタリアで育まれたスタイリッシュなデザインにこそあるのだ。
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X5に装着されるエアロパーツは、フロントシールドとリアバンパーシールドの2点。オリジナルのスタイリッシュなデザインを損なわず、適度なアグレッシブさをアピールしている。その他にはエキゾーストシステムと20インチホイール(フロント9.0J、リア10.5J)で、走りの面でも力強さを増している。
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フロントシールド=115,000円 |
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リアバンパーシールド=125,000円 |
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エキゾーストシステム=340,000円 |
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ホイールRD2=135,000(F:9.0×20)/145,000円(R:10.5×20) |
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ペダルキット=19,000円(ブラック)/25,000円(ブルー) |
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ラウンドエンブレム=6,000円 |
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RDエンブレム=11,000円 |


   
人気のトルネードシリーズのE46用は、フロントバンパースポイラー、サイドスカート、リアバンパースポイラーの3点がラインナップ。ホイールはRD2の8.5J×19サイズ装着。さらに、エキゾーストシステムで定番のレーシングダイナミクス仕様に。RDのウリでもある自然なラインが非常に美しい。
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フロントバンパースポイラー=160,000円 |
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サイドスカート=100,000円 |
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リアバンパースポイラー=140,000円 |
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エキゾーストシステム=140,000円 |
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ホイールRD2=110,000円(8.5×19) |
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BILSTEIN BPSキット=250,000円 |



  
E36のM3は、フロントバンパーはノーマルを使用、リップ部分にClass2スプリッターを装着し精悍なイメージに仕上げている。リアはClass2ハイウイングを装着して迫力を増し、ホイールは3ピース構造のRS2。サイズはフロント8.0J×18、リア9.0J×18だ。M3のスパルタンなイメージがより引き立つ。
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フロントClass・スプリッター=93,000円 |
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リアClass・ハイウイング=110,000円 |
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エキゾーストシステム=212,000円 |
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ホイールRS2=180,000(F:8.0×18)/190,000円(R:9.0×18) |
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BILSTEIN BPSキット=270,000円 |
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HELLAポジションリング機能付きリトロニックヘッドランプ=180,000円 |
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